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2024/11/24 (Sun)
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2009/02/18 (Wed)
大人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のパロディーギャグアニメ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」。
2009年2月13日にインターネット配信されるはずだったが、同日、制作・管理している
角川書店が、「出来上がりませんでした」という異例のコメントを出したのだ。
ファンは激怒し「ふざけるな!!」などのカキコミがネット上に溢れたが、実は、アニメは
完成していたのだそうだ。
■このテロップでは「お詫び」に見えない
角川書店の「涼宮ハルヒの憂鬱」を巡っては、つい先頃、続編の新作が09年4月から
TV放送されるかに受け取れる広告が出て騒然となったばかり。結局は、これまで放送
されたものを「改めて」放送するということがわかり、ファンをがっかりさせた。
今回の「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱/にょろーん☆ちゅるやさん」は、投稿動画サイト
「ユーチューブ」内にある「角川アニメチャンネル」で09年2月13日の22時から配信すると
告知していた。
ところが、放送予定の時間にサイトを訪れると、「出来上がりませんでした」というテロップ
が流れた。ファンは激怒。最も怒りをかった部分は、約束の時間にアニメが配信されなかった
ことだけでなく、このテロップが「お詫び」に見えないことだ。さらに、映像にはボートが映って
いて、07年に起こった「nice boat.騒動」を連想させ、
「パロディーでファンをバカにしているのではないか」ということになった。
「nice boat.騒動」とは、アニメ「School Days」が放映中止になり、代わりにボートや城が
映っている環境ビデオが流されたときのこと。日本のファンは放送中止に怒ったが、海外
の掲示板に、「School Days」中止の感想ではなく、ビデオのボートを見て「nice boat.」と
カキコむ人が出た。この感想のギャップが日本のアニメファンにショックを与えた。そして、
「nice boat.」は、「落ち着け」という意味合いを持ち、混沌とした流れを変えたい時や、アニメ
の放映や話しが飛んでしまうこと、という時に使われるようになった。
「出来上がりませんでした」のテロップが出た後、「ユーチューブ」の動画コメント欄には
角川を非難する3000ものコメントが並んだ。巨大掲示板「2ちゃんねる」にも複数のスレッド
が立ち、「ニコニコ動画」にも動画が転載され批判が広がる。出来上がらなかったのは
仕方ない、としながら「映像は釣りだろう」というコメントもあった。
■お詫びの10分後にアニメの配信始まる不思議
角川はファンからの非難が殺到したため、09年2月14日16時に環境ビデオ上に正式な
謝罪文を流した。
「このたびは配信予定時間に配信することができず、誠に申し訳ございませんでした。
謹んでお詫び申し上げます」 その10分後に予定されていたアニメの配信が始まった。
角川書店関係者によれば、「ハルヒちゃん」のアニメは放送予定日までに完成していて、
いつでも配信できる状態にあったのだそうだ。アニメの配信が予定日より遅れたことは
今回が初めてではない。作者との話し合いが長引き配信が遅れる、というケースもある
からだ。また、今回は「出来たら配信!気が向いたら更新!」と告知していたことも遅れた
ことに影響しているのではないか、と説明するものの、
「なぜ配信が遅れたかについて話せる人は社内にはいないでしょう」
ということだった。
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/16036016.html
2009年2月13日にインターネット配信されるはずだったが、同日、制作・管理している
角川書店が、「出来上がりませんでした」という異例のコメントを出したのだ。
ファンは激怒し「ふざけるな!!」などのカキコミがネット上に溢れたが、実は、アニメは
完成していたのだそうだ。
■このテロップでは「お詫び」に見えない
角川書店の「涼宮ハルヒの憂鬱」を巡っては、つい先頃、続編の新作が09年4月から
TV放送されるかに受け取れる広告が出て騒然となったばかり。結局は、これまで放送
されたものを「改めて」放送するということがわかり、ファンをがっかりさせた。
今回の「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱/にょろーん☆ちゅるやさん」は、投稿動画サイト
「ユーチューブ」内にある「角川アニメチャンネル」で09年2月13日の22時から配信すると
告知していた。
ところが、放送予定の時間にサイトを訪れると、「出来上がりませんでした」というテロップ
が流れた。ファンは激怒。最も怒りをかった部分は、約束の時間にアニメが配信されなかった
ことだけでなく、このテロップが「お詫び」に見えないことだ。さらに、映像にはボートが映って
いて、07年に起こった「nice boat.騒動」を連想させ、
「パロディーでファンをバカにしているのではないか」ということになった。
「nice boat.騒動」とは、アニメ「School Days」が放映中止になり、代わりにボートや城が
映っている環境ビデオが流されたときのこと。日本のファンは放送中止に怒ったが、海外
の掲示板に、「School Days」中止の感想ではなく、ビデオのボートを見て「nice boat.」と
カキコむ人が出た。この感想のギャップが日本のアニメファンにショックを与えた。そして、
「nice boat.」は、「落ち着け」という意味合いを持ち、混沌とした流れを変えたい時や、アニメ
の放映や話しが飛んでしまうこと、という時に使われるようになった。
「出来上がりませんでした」のテロップが出た後、「ユーチューブ」の動画コメント欄には
角川を非難する3000ものコメントが並んだ。巨大掲示板「2ちゃんねる」にも複数のスレッド
が立ち、「ニコニコ動画」にも動画が転載され批判が広がる。出来上がらなかったのは
仕方ない、としながら「映像は釣りだろう」というコメントもあった。
■お詫びの10分後にアニメの配信始まる不思議
角川はファンからの非難が殺到したため、09年2月14日16時に環境ビデオ上に正式な
謝罪文を流した。
「このたびは配信予定時間に配信することができず、誠に申し訳ございませんでした。
謹んでお詫び申し上げます」 その10分後に予定されていたアニメの配信が始まった。
角川書店関係者によれば、「ハルヒちゃん」のアニメは放送予定日までに完成していて、
いつでも配信できる状態にあったのだそうだ。アニメの配信が予定日より遅れたことは
今回が初めてではない。作者との話し合いが長引き配信が遅れる、というケースもある
からだ。また、今回は「出来たら配信!気が向いたら更新!」と告知していたことも遅れた
ことに影響しているのではないか、と説明するものの、
「なぜ配信が遅れたかについて話せる人は社内にはいないでしょう」
ということだった。
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/16036016.html
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