地産地消･（笑） まんが甲子園予選テーマ発表 大手出版社編集によるスカウト制度を導入

毎年夏に高知市で開かれ、高校生が漫画の腕前を競う「まんが甲子園」の今年の予選テーマは、
「（笑）」と「地産地消」の2つに決まりました。

「まんが甲子園」の実行委員会は、18日、記者会見を開き、16回目となる今年の大会の
予選テーマを発表しました。それによりますと、今年の予選のテーマは「（笑）」と「地産地消」で、
「（笑）」は、メールなどで使われることが多い文字を題材に、高校生が若い感性でどんな漫画を
描くか見たいとしています。

また、地元の食材を地元で消費する「地産地消」は、自分の出身地についてのアピールや、
郷土を愛する心をどのように表現するか注目したいとしています。

実行委員会では、今月下旬から全国およそ6000の高校に応募要項を郵送し、6月中旬まで
作品を募集します。

そして、予選を通過した30校の生徒が8月4日と5日の2日間、高知市に集まり、本選の
大会で熱戦を繰り広げます。

今年の大会からは、東京の大手出版社の編集者が大会に参加し、目にとまった生徒を
プロの漫画家などを目指して指導するスカウト制度も新たに導入されることになりました。

NHK
http://www.nhk.or.jp/kochi/lnews/06.html