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「この2、3年で人がぐんと増えた。土日はもちろん、最近では月曜の午前中からお客さんが
来るようになった」
5年前から秋葉原電気街の中央通りで免税店「アッキーインターナショナル」を経営する
阿部英行さんは、こういって笑顔をみせた。
電気の街、秋葉原に“新風”を吹き込んだのは、東京神田青果市場の跡地に完成した
「秋葉原ダイビル」(2005年3月)と「UDX」(06年3月)だ。産学連携の名のもとに、
このビルに大学や企業の研究室が集められ、異業種交流や大学発ベンチャーが次世代の
産業育成に向けて動き始めている。
秋葉原駅前の再開発面積はおよそ8.8ヘクタール。JR貨物の跡地に時代の先端を走るIT企業が
次々と新ビルを建設するなか、1月の「富士ソフトビル」の完成で、ソフト系IT企業の
集積度は一気に高まり、日本一の地位はゆるぎないものとなった。この地区での開発は
23年まで続く。
秋葉原を訪れる人が増えたのは、大規模再開発の進展と05年8月の「つくばエクスプレス」の
開業が大きい。これをきっかけに、JR秋葉原駅の一日の乗降客は17万人(05年)と前年より
3万人も増えた。
もう一つ。「萌え」に代表されるサブカルチャーがここに集まってきたこともある。
メイド喫茶がブームとなり、人気店では週末ともなると「2時間待ちのお客もいる」ほどだ。
ITオタクの恋愛を描いた「電車男」の大ヒットがアキバ人気に拍車をかけ、今では若者の
デートのメッカにもなっている。自分でパソコンを組み立てるために部品を買い求めにくる
PCオタクやアニメオタク、最近ではラジコンで動くロボットのサッカー場もでき、その
組み立てマニアも増えつつある。
FujiSankei Business i.
http://www.business-i.jp/news/top-page/topic/200705170013o.nwc