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2008/04/14 (Mon)
『スパイダーマン』や『超人ハルク』などの原作者で、米国コミック界の巨匠として知られる
スタン・リー氏が日本のアニメ製作に参加するプロジェクトが明らかになった。

この作品『ヒーローマン(仮)』は、4月10日発売のアニメ雑誌「Newtype5月号」のBONES 10周年
特集で企画進行中として掲載されている。さらにスタン・リー氏の個人マネジメント会社Pow!
Entertainmentの公式サイトの作品リストでも、Pow!社、ボンズ、Wowmax Media!の共同
プロジェクトとして紹介されている。

「Newtype5月号」によれば、作品は米国西海岸を舞台に巨大ロボットになるおもちゃを手に入れた
少年の物語。原作にスタン・リー氏が参加するほか、キャラクターデザインにコヤマシゲト氏、
チーフアニメーターに川元利浩氏、監督に難波日登志氏といったスタッフが明らかにされている。

米国コミック界で最も名の知られたクリエイターと日本の人気スタジオの本格的なタッグは、
日米で大きな注目を浴びることになりそうだ。

今回明らかになった製作陣も注目で、アニメスタジオであるボンズ自身とスタン・リー氏の
Pow!Entertainment、それにロサンゼルスを拠点に日米間の映像・アニメビジネスのプロデュースを
行うWowmax Media!の3社から構成されている。

日本の大手テレビ局や広告代理店、あるいはハリウッドのメジャースタジオやメディアコングロマリット
の名前が見られない。日米の双方のクリエイターが主導する新しいタイプの共同制作のようだ。

一方で4月1日にPow!Entertainmentは、同社が企画開発する映画、TV番組、ゲームの権利を
独占的にウォルト・ディズニーに与える契約をディズニーと結んでいる。『ヒーローマン(仮)』も
ディズニーグループの流通網で展開される可能性がある。

また、スタン・リー氏は4月18日発売されるマンガ誌「ジャンプSQII」(集英社)でも、日本のマンガ家
武井宏之氏の新作『機巧童子ULTIMO』で原作を提供する。武井宏之氏は代表作『シャーマン
キング』を通じて米国でも人気が高い。

新しいかたちのコラボレーションが相次ぐスタン・リー氏だが、そのなかに日本とのプロジェクトが
多いのは、今年84歳になる同氏の先進的な取り組みが今なお健在なためだろう。

米国のサブカルチャー文化の頂点とも言うべきスタン・リー氏の日本のエンタテインメントとの
コラボレーションは、日本と米国のサブカル文化の関係が新しい時代に入りつつあることを
感じさせる。これまで異なる世界に属していた日本と米国サブカルチャー文化が、本格的に
融合し始めているからである。

アニメ、マンガ、コミック文化の新しい潮流、新しいかたちの共同制作、まだその姿はほとんど
見えないが『ヒーローマン』は様々意味で今後重要な作品になりそうだ。

アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/04/post_332.html
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