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現在、地球上で最も多くのメイドを拝める街・秋葉原。だが、彼女らの生息地である
メイド系店舗は激しい興亡劇を繰り広げている。今年1月、メイドが作るハンバーガー店
「萌えバーガー」が、開店からわずか7カ月で閉店。また、昨年11月に開店したばかりの
メイド携帯電話販売店「魔法のティールーム CANDYFRUIT」も、たった2カ月で閉店してしまった。
「最近のメイド系店舗の経営者は、風俗やキャバクラをはじめ、他業種からの転業組が
多い。彼らは、長く商売を続けることを、あまり考えていない」とのメイド喫茶関係者の
証言もある。しかし、一方では、新規出店も相次いでいる。昨年にはプリントスタジオ
「メイドDTP出力センター」なる不思議な店まで登場しているのだ。
経済評論家で、自身もフィギュアオタクの森永卓郎氏は、長続きする店・しない店を
分けるポイントをこう話す。
「アキバの萌えビジネスで息が長いのは、『キュアメイドカフェ』や『JAMアキハバラ』
(共にメイド喫茶)といった、純粋なアキバ系オタクを対象にした店です」
オタク向けの店は固定客がついているので、経営に揺らぎがない。常連客以外は入りにくい
排他的な雰囲気があり、オタクでない一般客にはあまり人気がないという欠点もあるが、
固定客だけで十分な利益を得られるのだとか。
こうしたいわゆる「正統派」に対して、淘汰が激しいのは、近年登場したメイド足つぼ
マッサージ店や美容室などの一風変わった店だ。前述した『萌えバーガー』なども、これに入る。
こうした店は、オタク向けというよりは、非マニアの一見さんをターゲットにした、
観光産業の一種として成り立っている。観光産業ということもあって、いろいろと新しい
ことに取り組みはするが、それゆえに不人気ならば、あっという間に淘汰されてしまうのだ。
メイドブームが去ったあと、最後に残ったメイド系店舗は、一体何を売り物にするのだろうか?
livedoor/サイゾー
http://news.livedoor.com/article/detail/3107872/