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2007/08/30 (Thu)
8月26日、都内にてアニメDVD『神曲奏界ポリフォニカ』の発売イベント「夏のポリフェス」が
行われた。コーティカルテ役の戸松遥さん、フォロン役の神谷浩史さん、そして原作者の
榊一郎さんが登場し、抽選で選ばれた200名弱のファンの熱気に包まれながらアニメ製作の
裏話などを披露してくれた。

まず盛り上がったのは、「アニメで一番好きなシーン」。フォロン役の神谷さんが選んだのは、
7話「ヴァイオレンツァ 黒い追跡者」のラスト。夕暮れをバックにコーティカルテとフォロンが
「腹減った、たまごサンド」「いいよ」と言葉を交わしながら帰るシーンだ。

このシーンは、戸松さんも「私も大好きで、(家で)何十回も巻き戻して見てました!」
というほどお気に入りの場面。「コーティの方から手をつなごうとして……でも引っ込めた
ところをフォロンがつなぐ、というあの切なさがいい」(神谷さん)と、興奮気味にその理由を
話してくれた。

一方の戸松さんが選んだのは、6話でコーティカルテがフォロンを看病するシーン。最後の
方に入っている「ねーむーれー!ねーむーれー!」と言うセリフは、戸松さんの初めての
アドリブということもあり、印象深かったという。

ちなみに神谷さんによると、「ねーむーれー!」は衝撃的だった(笑)とのこと。「作品に
よって世界観があるので、『これ言っちゃまずいかな?』とか気を使うんですよ。で、
戸松さんのあのセリフでしょ。『この子は怖いポテンシャルを秘めている!』とビックリ
しました。次は何をやってくれるんだろうと、(戸松さんがアドリブを言うたびに)みんなで
毎回期待して聞いていましたね」とその衝撃を語る。

そして原作者の榊さんが選んだのは、入魂の12話・ラストシーン。コーティカルテとフォロンが、
「精霊と人間という異なるものは分かり合える」「私たちのように」と話す場面だ。「この言葉は、
最近の僕のテーマなんです。さらにアニメでは声と音楽が付いてすばらしいものになった。
感慨深いものがあります」と、その理由を話してくれた。

このほかにも「コーティのいちごジュース好きはアニメオリジナル」(榊氏)、「私もボウライ
やってます。ぜひ探してください!」(戸松さん)、「僕が神曲楽士だったら?使うのは和太鼓
ですかねー」(神谷さん)と、次々と飛び出す裏話に会場は大盛り上がり。アニメの画面を
使った生アテレコ、サイン入りグッズのプレゼントなども行われ、イベントは盛況のうちに
終了となった。

ちなみに「アニメの続編は?」という問いに、「学園編はやりたいなーと思ってるんです
けど……」(榊氏)との声がチラリ(!)。続報を期待したいところだ。




GA Graphic
http://ga.sbcr.jp/mreport/007567/
神曲奏界ポリフォニカ
http://www.polyphonica.tv/
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