[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「Wii」や「プレイステーション3」といった次世代ゲーム機ばかりが人気のゲーム業界に
あって、根強い支持を持つのがトレーディングカード。絵や数字の描かれたカードを使って
主に2人で対戦するゲームで、頭脳を駆使する面白さと、カード収集の楽しみを合わせ持つ。
ファンは子供から大人までと幅広く、メーカーは新たなアイデアを盛り込んだカードゲームを
作るなどして、市場開拓に懸命だ。
≪キャラクター集合≫
キャラクター商品を企画開発しているブロッコリーは1月26日、東京・秋葉原のゲーム
ショップ「アソビットシティ」で5種類ものカードゲームに関する新戦略を明らかにした。
賞金付き大会を行っている「ディメンション・ゼロ」では、新バージョンを投入する。
2007年も総額2350万円の賞金を用意して全国で大会を開く。日本製としては初めて
賞金付き大会を開いたカードゲームだけに、今年も盛り上がりが期待できそうだ。
角川書店、富士見書房、エンターブレイン、メディアワークスなど角川グループの各出版社が
持つキャラクターと、ブロッコリーのキャラクターを集めたカードゲーム「プロジェクト
レヴォリューション」の概要も公表された。
500万部を売った富士見のベストセラー小説「フルメタルパニック」をはじめ、
角川グループ各出版社の持つ人気キャラクターが大集合することから“夢の企画”とも
呼ばれている。カードゲームの熱心なファンに加えて、小説や漫画のファンも取り込む考えだ。
1990年代に米で生まれた「マジック・ザ・ギャザリング」から始まったトレーディング
カードゲームは、大勢の熱心なファンを持つ。しかし、ルールを覚えたり対戦相手を探すなど、
ゲームを始める上で壁もある。また、小学生のころに遊んでも中学、高校と進むに連れて
やめてしまう人も多い。
発表会を運営したブロッコリーの木谷高明会長は「2000年から01年にかけてカードゲーム
市場がにぎわったときの子供(小学高学年)が大学生くらいになってきた。その層を狙って
商品を出して市場を大きくしたい」と、積極策に出た理由を説明する。
FujiSankei Business i.
http://www.business-i.jp/news/enter-page/enter/200702020015o.nwc