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2007/08/12 (Sun)
『マッハGoGoGo』は、1967年(昭和42年)に放送が開始されたタツノコプロ制作のテレビ
アニメーションである。国内で繰り返し再放送されたのをはじめ、海外にも輸出された。
特にアメリカでは、『Speed Racer』のタイトルで放送されて人気を博し、2008年公開の
予定でハリウッドで実写映画化されることが決定している。

『マッハGoGoGo』放送開始40周年記念企画の第2回目となる今回は、この作品で主人公・
三船剛を演じ、いまやベテラン声優のひとりでもある森功至氏にお話をうかがった。氏は
この作品のほか、第1期タツノコ黄金期作品である『科学忍者隊ガッチャマン』で主人公・
大鷲の健を、『宇宙の騎士テッカマン』でも主人公・南城二をそれぞれ演じており、
タツノコ作品にはなくてはならない声優のお一人である。『機動戦士ガンダム』のファンの
方々には、シャアの親友でありながら彼の手によって謀殺される悲劇の青年将校、ザビ家の
末弟ガルマ・ザビ役でおなじみであろう。現在では、タレント事務所オフィスもり代表
取締役として、後進の指導にもあたっている。

――まず、役者になられた経緯というあたりから、お話をうかがいたいのですが。

「10歳のときに、児童劇団に入ったんですよ。そして、3年かそこらくらいのときに、大人の
プロダクションに入って。それが今の俳協の前身の会社だったんですね。そこから別れて、
俳協ができ……という。ですから、俳協が長かったですね、僕は」

――当時、テレビのアニメ作品をご覧になられたことは、ありましたか?

「僕は、当時『鉄腕アトム』。当然、白黒ですけども。何が感動したかっていうと、それまで
雑誌でしか知らなかった『アトム』に、ウランちゃんが出てくるわけですよ。そのウラン
ちゃんが歩くたびに『ピコ、ピコ、ピコ、ピコ』っていう、あの小さなお子さんが音の出る
サンダル履きますよね。ああいうような音が出ていて、それに感動したんですよ。要するに、
雑誌でしか知らなかったキャラクターが実際に動いて、しかも声も聴こえて、音もね。
そういう、いろんなものが聴こえてくる、というのにすごく感動したんですよ」
(以下ソースにて)

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/08/11/mori/
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