コフェスタに合わせた「クリエイティブ・インダストリー・ショーケースin関西」大阪・京都などで9月29日から開催

日本の映画やアニメ、ゲームなどのコンテンツを世界に発信する「クリエイティブ・
インダストリー・ショーケースin関西」が、9月29日から10月6日まで、京都市など関西
4都市で開かれる。

ほぼ同時期に世界最大規模のコンテンツ関連イベント「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」
が東京などで開かれるのに合わせた取り組み。関西の経済界や大学、近畿経済産業局、
京都府、京都市などでつくる実行委員会が主催する。

京都市では、まず9月29日、アジアの映画関係者が世界市場を見据えた映画づくりを話し合う
「京都国際映画カンファレンス」が東映京都撮影所で開かれる。京都のデジタル映像産業を
振興する「太秦映像プロジェクト」の一環で、映画監督の中島貞夫氏らがパネル討論する。

30日は、時代劇などの歴史関連コンテンツをアニメやゲームに展開する可能性を探る
「国際クロスメディアシンポジウム」を東映太秦映画村で開催。産業としての漫画の未来を
語る「京都マンガシンポジウム」も京都国際マンガミュージアムであり、京都精華大の
竹宮恵子教授や漫画家の里中満智子さんらが参加する。

神戸市では9月29、30の両日、アニメ制作のワークショップを開催する。大阪市では10月
1、2の両日、アジアのコンテンツ産業の見本市「アジアコンテンツマーケットin関西」を
開く。和歌山県田辺市では10月4日から同6日まで「田辺・弁慶映画祭」が開かれる。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007081000035&genre=B1&area=K10