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大手レンタルショップ「TSUTAYA」がコミックレンタルに本格参戦する。
TSUTAYAが13日から1冊およそ90円で、漫画を貸し出す「コミックレンタル」を本格的に
スタートさせる。
TSUTAYA商品本部・藤井 隆氏は「貸与権が正式に法律上でも認められましたので、コミックの
レンタルを開始すれば、お客さまに支持いただけるだろうと」と語った。
2004年の改正著作権法により、これまで書籍などになかった「貸与権」が認められ、
レンタルの場合でも作者に著作権料が支払われることになった。
そして2月、レンタル業者側と著作権者側とをつなぐ中間法人によって、使用料のなどの
規定が正式に決定され、本格的なコミックレンタル開始への環境が整った。
店では、本の仕入れ値プラス、265円の使用料を支払うことによって、貸し出し可能になる。
しかし、新刊コミックは発売1カ月間はレンタル禁止となる。
漫画本のレンタル開始に漫画喫茶ダンサンの霜島俊一店長は「脅威は脅威ですけど、
困りますよね。昼間、漫画を読みに来る子どもを相手にしているので、とてもじゃないけど
やっていけなくなっちゃいますね」と語った。
また、著作権者側・「21世紀コミック作家の著作権を考える会」の山崎司平事務局長は、
今後について「マンガ喫茶についても、新古書店についても、作家に利益が還元されないことの
改善について理解を求めていく」と語り、ゆくゆくはマンガ喫茶や中古書店などについても、
同様の著作権システムを検討しているという。
こうした動きについて、著作権問題の専門家、東京平河法律事務所の小倉秀夫弁護士は
「マンガを読める人の数が限定される。マンガ喫茶をだめにする法律(著作権システム)を
つくると、例えば理髪店にマンガを置くことも違法になる」と語った。
FNN
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00108756.html
TSUTAYA・コミックレンタル店舗
http://www.tsutaya.co.jp/tsutaya/sp/comicrental/