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2012/04/11 (Wed)
現地時間の2012年4月3日~4日、イタリアのローマにて、欧米メディアに向けたカプコンの
プライベートイベント“CAPTIVATE 2012”が開催された。本記事では、CAPTIVATEで行われた
発表の中から『バイオハザード6』のプレゼンテーションの模様をお届けしよう。

エグゼクティブプロデューサーの小林裕幸氏、ディレクターの佐々木栄一郎氏、プロデューサーの
平林良章氏の3人が揃って登場した、『バイオハザード6』のプレゼンテーション。最初に、
「スペシャルなトレーラーを用意しました」という平林氏の言葉を合図にトレーラーが放映される。
その最後で発売日が 2012年10月4日(北米と欧州は2012年10月2日)に前倒されるという
驚きの発表がなされると、メディアからは「ワオ……」という驚きの声が上がり、会場は
大きな拍手に包まれた。発売を早めたことについて小林氏は、「『バイオハザード6』を発表して
大きな反響をいただいた中で、発売がまだ先だね、という声もいただきました。そこで、
開発チームと相談して、何とか発売を早めることができました」と語った。

続いて、“『バイオハザード6』とは”ということについての説明が入る。まずは本作の概要について、
小林氏は以下のように語った。「社内150人、社外を合わせると600人以上のスタッフで
開発を行うという、かなりの規模です。壮大なボリューム感があるホラーエンターテインメントを
提供するべく、ドラマチックな展開を用意しています。 “その先にある恐怖”ということで、
先に進むと何があるのかわからない恐怖が『バイオハザード』の特徴ですが、それに加えて
皆さんが見たことのない、新たな恐怖をお届けしたいと思います。圧倒的なボリューム、
圧倒的なアクションと、皆さんをあっと言わせる内容のものをお見せしたいですね」。

シナリオについては平林氏が語る。本作はレオン、クリス、そしてついに素性が判明した
“第3の男”ジェイク・ミューラーの3人が主人公になる、3つのストーリーが展開。それぞれの
シナリオは独立しており、単独で最後まで遊べるようになっているという。トレーラーの最後では、
クリスとレオンが対立する場面が描かれていたが、彼らの物語は交錯していくとのことだ。
その後は、各キャラクターのストーリーラインについて、佐々木氏が詳しく解説を行った。

シナリオの説明後、話はクリーチャーに及ぶ。ナンバリングタイトルとしては久しぶりにゾン
ビが登場することも本作の特徴だが、今回のゾンビは生前に持っていた武器を使って
襲いかかってきたり、ダッシュやジャンプを行うほど素早いという。また、ゾンビと対を成す
重要なクリーチャーとして“ジュアヴォ”も登場。ジュアヴォは武器を使って襲ってくることに加えて、
傷が再生するという特性を持つ手強い敵だ。「攻撃して再生しない場合でも、部位が変異して
襲いかかってくるので、油断できないクリーチャーです」と小林氏。このゾンビとジュアヴォに
影響しているのが、C-ウイルスと呼ばれる新種のウイルス。これまでに存在した“t”や“G”とは違い、
この新ウイルスはいろいろなものに影響を与えるとのこと。さらに、サナギの存在も
特筆すべきだろう。C-ウイルスの影響でサナギが生まれ、そこから新たなクリーチャーが
出現するとのことだ。

ファミ通.com(一部抜粋)
http://www.famitsu.com/news/201204/11012891.html
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