OVA「マクロスゼロ」全5話がBD-BOX化 オーディオコメンタリーを新収録

バンダイビジュアル株式会社は、OVAシリーズ「マクロス ゼロ」をBlu-ray Disc化。8月22日に
全話をまとめた「マクロス ゼロ Blu-ray Disc BOX」としてリリースする。価格は21,000円。
仕様は下表の通り。

2枚組（片面1層×1枚＋片面2層×1枚）MPEG-4 AVC 約172分 16:9 1080i
(1)日本語 (ドルビーTrueHD 5.1ch)／(2)日本語 (リニアPCMステレオ)

OVAシリーズは全5話構成。2002年からリリースされたDVD版は、各巻1話収録の5枚構成
だったが、BDビデオでは片面1層ディスクと2層ディスクの計2枚組にまとめられた。映像は
1080i収録。フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264となっている。収録時間は約172分。

特典として、新収録のオーディオコメンタリーを用意。なお、DVD 4巻に収録されたおまけ映像
「マクロスゼロゼロ」や、5巻に収められた声優コメントはBDビデオ版にも映像特典として
収録される。封入特典は20ページの解説書。BOXケースには描き下ろしイラストを使用する。

25周年を迎えたマクロスシリーズは、最新作「マクロスF(フロンティア)」が4月から放送中で、
既報の通り、同作品も7月25日からのBlu-ray化がアナウンスされている。「マクロスゼロ」は、
そんなシリーズの原点とも言えるTV版「超時空要塞マクロス」('82年)の前史を描いた作品で、
2002年から2004年にかけてOVAシリーズとしてリリースされた。シリーズで初めて3DCGを
取り入れ、迫力のある戦闘シーンを描いたほか、音声も5.1chサラウンドで収録するなど、
映像 /音声面のクオリティの高さも話題となった。

未開の島・マヤンに流れ着いた統合軍のエースパイロット・工藤シンと、島で暮らす不思議な
能力を持ったノーム姉妹の交流を軸に、自然、文化、戦争の関わりと、人類種の起源を探る
意欲作。「歌の力」や「男女の3角関係」など、シリーズでは外せない要素も盛り込まれている。

原作・監督・メカデザインは河森正治が担当。声の出演は鈴村健一、小林沙苗、南里侑香、
進藤尚美、小森創介、高山みなみ、野沢那智、神谷明ほか。

AV Watch
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080415/bandai.htm
マクロスゼロ
http://www.bandaivisual.co.jp/macrosszero/main.html