Aice5、横浜アリーナでのラストライブに1万人のファンが熱狂

人気声優・堀江由衣をリーダーとして、浅野真澄、神田朱未、木村まどか、たかはし智秋の
声優5人で結成されたユニット『Aice5（アイス）』のラストライブ『Aice5 Final Party LAST Aice5』
が堀江の誕生日である9月20日（木）に、横浜アリーナで行われた。

結成当初は1年間の期間限定ユニットとして活動を開始したのが、2ndシングルがいきなり
オリコンランキング初登場7位となるなど次々とヒットを連発、気が付けば活動期間も丸2年に
達しようかという状態に。しかし、元々所属事務所もバラバラな5人のスケジュール調整は
難しく、それぞれの活動にも支障をきたす恐れがあるため、メンバーと関係者の総意で
今回のライブで解散することとなった。

ライブ当日は平日にも関わらず、５人の最後の姿を眼に焼き付けようと約1万人のファンが
横浜アリーナに集まり、声援を送った。ステージは、歌ありダンスあり、助六太鼓ありと
盛りだくさんの内容。さらには堀江へのバースデーサプライズもあり、他のメンバーの
指示により客席は一斉に青い（Aice5での堀江のイメージカラー）サイリウムの光で満たされ、
堀江も大感激。

また、最後のライブということで、北西側のスタンド最前列にはファン有志による横断幕が
吊るされたり、15曲目「Letter」では一斉に白いサイリウムに持ち替えて振ったり、アンコール
では「A」「ｉ」「ｃ」「e」コールを揃えるといった、自分たちも一緒になって盛り上げようという
ファンの心意気が随所に感じられるライブでもあった。

アンコール最後の曲「Get Back」を歌い終えた彼女達は、全員でアリーナ席最前部の通路を、
応援してくれたファンへ感謝の気持ちを込めるように「ありがとう」と言いながらゆっくりと
周った。客席からの声援に瞳を潤ませながらもステージ中央に戻ると全員で「ありがとう
ございました！ Aice5でした！」と挨拶。2年間のユニット活動に幕を下ろした。

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