2009年のテレビゲーム市場規模は前年比90.9％の5,712億円 据置型ハードではWiiとPS3が年末までトップ争い

株式会社メディアクリエイトは2009年12月28日、2009年のテレビゲームの年間市場規模を
発表した。

それによると、2009年のテレビゲームの総売上は、ハードが2,208億円（前年比84.7％）、
ソフトが3,504億円（同比95.3％）の計5,712億円となる見込みで、2008年（ハードが2.606億円、
ソフトが3,677億円、計6,283億円）と比較して9％のマイナスとなる。

今年は、携帯ゲーム機が普及の一巡により買い換え需要が中心となり販売数を減らしたこと、
据置型ゲーム機は台数ベースでは前年を上回ったものの値下げの影響があり、
金額ベースでは伸びを欠いたことが、前年比84.7％となった最大の要因と思われる。

一方、ソフト市場は大型タイトルの投入により、12月で盛り返しているものの、上期の落ち込みと
一年を通しての新規タイトル数が減少したことで、前年比95.3％にとどまった。

売れるタイトルと販売不良タイトルの二極化がさらに進行している。ハードの年間販売台数は、
12月20日の時点で、据置型では Wiiが175万台、PS3が165万台とトップ争いをしており、
最終決着は12月21日からのクリスマス週での販売数次第となる。

携帯ゲーム機では、DSiが290万台（DS Lite、DSi LLを加えた姉妹機の合計では376万台）、
PSPが207万台となり（PSPgoを加えたPSP系は214万台）、DSが2005年の発売以来、
5年連続でトップを守った。

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