2段階の外装ギミック！ ベールを脱ぐ「魂SPEC ブラックサレナ」

バンダイ ボーイズトイ事業部の「魂SPEC」シリーズ 3月発売新アイテムとして、劇場版「機動戦艦
ナデシコ -The prince of darkness-」に登場した印象的な機体・ブラックサレナが発売される。

劇場版でまず最初に登場したのが、ブラックサレナの高機動形態だ。復讐鬼と化したアキトが
北辰らに対抗するためにエステバリスに外装パーツを取りつけたのがブラックサレナの正体で、
魂SPECでは劇中で見せた3形態を再現することが可能となっている。

黒い機体のブラックサレナに、紫色の高機動ユニットが装着されている。パーツは、鳥の胴体の
ようなフロントパーツ、そして肩に挟み込むように装着し、中央部と連結するブースター部（両肩）の
大きく3つ。ブラックサレナを台座に“仰向けに”固定したのち、外装を取りつける。
凄まじいボリュームだが、その有機的なラインを描く全体の姿がとても美しく、飾り映えする。

ブラックサレナ形態も、中に入るエステバリス・カスタムに外装を取りつけることで実現。劇中でも
ラストで外装パーツをパージするシーンがあるので、設定通りのイメージが再現されているのが
嬉しい。隠密行動を取るために、中のエステバリスがほとんど識別不能なまでに隠されている。
まったくシルエットが異なっているところがいい。バーニアと一体になった太い脚も斬新だ。
脚は、エステバリスのつま先・かかとと膝アーマーを畳んで収納する。

中のエステバリスこそ、魂SPECの真骨頂といえる。全高10センチほどの大きさだが、金属パーツを
使用した強度への安心感と適度なズッシリ感がたまらない。可動領域も広く、単体のモデルとしての
完成度も高いのだ。

握り手のほか、開いた手、銃の持ち手、手の甲のナックルを装備した状態のコブシと、手首パーツも
豊富に付属。さらに、ラストシーンでアキトの心を映すようにオイルの涙を流すフェイスを再現した
頭部が付属。ナックルを装備し、膝から上の外装を外せばその印象的なラストシーンが甦る。

これだけエステバリスが小柄なのに、高機動ユニットまで装備すると唖然とするほどの巨大さになる。
遊んだときのこの見映えの変化もブラックサレナの大きな魅力の1つだろう。

同梱の台座は支柱部分を交換することで、ブラックサレナ形態と高機動形態のそれぞれの
専用ディスプレイ台になる。ブラックサレナ用の支柱は、強力なノッチの付いたアームにより、
角度を変更可能。支柱と本体は、ブラックサレナ外装のリア側腰パーツで接続する。

GA Graphic
http://ga.sbcr.jp/mgangu/009096/