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2024/11/25 (Mon)
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2008/02/06 (Wed)
人気声優たちが、妹や恋する女の子などになりきって、「おにいちゃん」「愛してる」などと
延々と語りかけるだけの「妄想ボイスCD」がインディーズで登場。シリーズ5作がいずれも
1万枚以上というヒットを記録している。オタクの“萌え心”をくすぐった異色企画誕生の裏側を探った。
「妄想ボイスCD」シリーズは06年8月、「機動戦艦ナデシコ」のミスマル・ユリカ役などで知られる
桑島法子さんら12人の声優が、妹になって、怒った口調や悲しげな口調など100のシチュエーションで
ひたすら「おにいちゃん」とだけ呼びかける「おにいちゃんCD」で始まった。
企画したのは、CD制作のNRプロ。秋葉原でコスプレ居酒屋なども経営する右高靖智社長が、
「秋葉原では“妹萌え”がブーム。ひたすら『おにいちゃん』と言われたい男性は絶対いるはず」
と発案、1200回「おにいちゃん」と繰り返すだけ、というぶっ飛んだCDが誕生した。
発案者の右高社長自身、インディーズ盤だけに、それほど売れる自信はなかったが、発売されるや
「脳ミソが溶ける」、「とても最後まで聞けない」など購入したユーザーの感想がブログや掲示板に
掲載され、話題が広がり、ネタとして購入するという連鎖反応が生まれ、じわじわと売れ始め、
テレビや雑誌などで紹介されると、インディーズでは異例の1万5000枚を超える大ヒットとなった。
続いて、普段はツンツンしているが、時折デレデレしてしまう“ツンデレ”をテーマに、
「ばか、ばか、ばか」、「今度やったら許さないよ」など「おしかり」のせりふを繰り返す
第2弾「おしかりCD」を発売。さらに、「好きです、付き合ってください」など愛の告白を
人気声優の小清水亜美さんらがささやく「告白CD」。「そばを食べながら」など
異常なシチュエーションで告白する「ありえない告白CD」を相次いでリリースした。
第4弾では、桑島さんらが学級委員長にふんして「アンタに権限なんてないんだからね!」、
などと“指導”する「委員長CD」まで登場。いずれも1万枚を超えるヒットとなり、
「妄想」シリーズはすっかり定番となった。
ヒットの秘密は、最初の“ネタ”としての人気から、「大好きな声優を身近に感じられる」と
出演する声優たちのファンに広がってきたためという。出演する声優たちも
「一言で状況を表現しなければいけないので、やりがいがある」と、企画CDとは思えないほどの
熱演で、ファンの心をとらえるという相乗効果が生まれている。
2月14日には、新作「おにいちゃんCDアドバンス」と新企画の「おねえちゃんCD」が同時発売される。
「おにいちゃんCDアドバンス」は、「『おにいちゃん』以外のせりふもしゃべってほしい」
というファンの要望を受け、「マーマレード・ボーイ」や「kanon」の國府田マリ子さんらが出演。
「ふとんでおにいちゃん」、「応援おにいちゃん」などさまざまなシチュエーションを設定し、
「おやすみ」や「ここであきらめちゃダメ!」などのせりふを「おにいちゃん」の呼びかけに
付け加えた企画だ。「おねえちゃんCD」も同じキャストとシチュエーションで、
「おねえちゃんパワー注入!」やまた、「おねえちゃんが一緒に寝てあげるからね」
などのせりふを収録している。
今後、女性向けの企画も検討中で、“妄想”はますます広がっていきそうだ。
まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080205mog00m200010000c.html
延々と語りかけるだけの「妄想ボイスCD」がインディーズで登場。シリーズ5作がいずれも
1万枚以上というヒットを記録している。オタクの“萌え心”をくすぐった異色企画誕生の裏側を探った。
「妄想ボイスCD」シリーズは06年8月、「機動戦艦ナデシコ」のミスマル・ユリカ役などで知られる
桑島法子さんら12人の声優が、妹になって、怒った口調や悲しげな口調など100のシチュエーションで
ひたすら「おにいちゃん」とだけ呼びかける「おにいちゃんCD」で始まった。
企画したのは、CD制作のNRプロ。秋葉原でコスプレ居酒屋なども経営する右高靖智社長が、
「秋葉原では“妹萌え”がブーム。ひたすら『おにいちゃん』と言われたい男性は絶対いるはず」
と発案、1200回「おにいちゃん」と繰り返すだけ、というぶっ飛んだCDが誕生した。
発案者の右高社長自身、インディーズ盤だけに、それほど売れる自信はなかったが、発売されるや
「脳ミソが溶ける」、「とても最後まで聞けない」など購入したユーザーの感想がブログや掲示板に
掲載され、話題が広がり、ネタとして購入するという連鎖反応が生まれ、じわじわと売れ始め、
テレビや雑誌などで紹介されると、インディーズでは異例の1万5000枚を超える大ヒットとなった。
続いて、普段はツンツンしているが、時折デレデレしてしまう“ツンデレ”をテーマに、
「ばか、ばか、ばか」、「今度やったら許さないよ」など「おしかり」のせりふを繰り返す
第2弾「おしかりCD」を発売。さらに、「好きです、付き合ってください」など愛の告白を
人気声優の小清水亜美さんらがささやく「告白CD」。「そばを食べながら」など
異常なシチュエーションで告白する「ありえない告白CD」を相次いでリリースした。
第4弾では、桑島さんらが学級委員長にふんして「アンタに権限なんてないんだからね!」、
などと“指導”する「委員長CD」まで登場。いずれも1万枚を超えるヒットとなり、
「妄想」シリーズはすっかり定番となった。
ヒットの秘密は、最初の“ネタ”としての人気から、「大好きな声優を身近に感じられる」と
出演する声優たちのファンに広がってきたためという。出演する声優たちも
「一言で状況を表現しなければいけないので、やりがいがある」と、企画CDとは思えないほどの
熱演で、ファンの心をとらえるという相乗効果が生まれている。
2月14日には、新作「おにいちゃんCDアドバンス」と新企画の「おねえちゃんCD」が同時発売される。
「おにいちゃんCDアドバンス」は、「『おにいちゃん』以外のせりふもしゃべってほしい」
というファンの要望を受け、「マーマレード・ボーイ」や「kanon」の國府田マリ子さんらが出演。
「ふとんでおにいちゃん」、「応援おにいちゃん」などさまざまなシチュエーションを設定し、
「おやすみ」や「ここであきらめちゃダメ!」などのせりふを「おにいちゃん」の呼びかけに
付け加えた企画だ。「おねえちゃんCD」も同じキャストとシチュエーションで、
「おねえちゃんパワー注入!」やまた、「おねえちゃんが一緒に寝てあげるからね」
などのせりふを収録している。
今後、女性向けの企画も検討中で、“妄想”はますます広がっていきそうだ。
まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080205mog00m200010000c.html
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