アルケミストの浦野重信社長が明大祭で講演「ひぐらしのなく頃に」移植秘話明かす

「ひぐらしのなく頃に祭」や「ARIA」、「バルドバレット」などの人気ゲームを発売する
ソフトメーカー「アルケミスト」（東京都江東区）の浦野重信社長が3日、明治大学園祭で講演、
“伝説の同人ゲーム”「ひぐらしのなく頃に」の移植秘話などを明かした。

講演会は、同大の「アニメ・声優研究会」が企画。学生やゲームファンら約300人が集まった。
浦野社長は、アルケミストが「君が望む永遠」や「月は東に日は西に」「はるのあしおと」などの
人気のPC用ゲームを家庭用ゲーム機に移植していることについて、「作品を嫁にもらう心境」と話した。
「売れているかどうかよりも、メーカー同士で話をして、そのメーカーの文化や人柄を重視している。
ここでフィーリングが合うことが大事」と作品決定の裏側を紹介した。

また、「ひぐらしのなく頃に」の移植について、「秋葉原の一角だけでなく、誰にでも楽しめる
作品になると思った。まだ原作が未完成だったため、他社がどこも手を挙げなかったので、
自然と作れることになった」と経緯を説明。12月20日発売予定の「ひぐらしのなく頃に祭　カケラ遊び」
については、「前作で出来なかったフォントのサイズの調整など、改良点がたくさんあるし、
前作を購入したファンに向けての廉価版もあるので、ぜひ楽しんでほしい」とPRした。

まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071105mog00m200049000c.html