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「デビルマン」「マジンガーZ」「キューティーハニー」…。奇想天外な発想で数々の
人気キャラクターを生み出した漫画家、永井豪さん(61)の伝説のロボットアニメが、
32年の時を経てよみがえった。漫画家生活40年。黒かった髪は白くなりつつあるが、
創作意欲とバイタリティーは変わらない。同世代が次々にリタイアしていく中、
体当たりで“漫画道”に挑み続ける鬼才の胸中に迫った。
(ペン・納村悦子 カメラ・千村安雄)
ギャグ、ハレンチ、パロディー、伝奇、SF…。これほど多種多様なジャンルを描き分ける
漫画家はいないだろう。
団塊世代を中心に“豪ちゃん”と絶大な人気を誇る永井さんのロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」が、
続編「鋼鉄神ジーグ」として32年ぶりに帰ってきた。
「一生懸命エネルギーを注いだ作品。またやれると思うとうれしいね」
「鋼鉄-」はもともと、日本の古代史をモチーフにしたロボット漫画。昭和50年に
テレビアニメ化(テレビ朝日系)され、サイボーグの主人公が磁石によって合体し
ロボットになる仕組みが話題を呼んで大ヒット。玩具のロボットも初回版が180万個と売れまくった。
「ジーグは人間の機能の固まりみたいなもの。原点は磁石のおもちゃで、バラバラの
ロボットが磁力によってピタッと一緒になる。描くとしたらこれだなと思った」
今月5日からスタートした「鋼鉄神-」(金曜後11・30、WOWOW)は、「鋼鉄-」から
50年後の九州が舞台。主人公ら主要メンバー3人は一新されるが、前作と関連のある人物も
登場し、復活を果たしたハニワ幻神らと熱い戦いを繰り広げる。
「以前は主人公が体を丸めてロボットの頭の部分になったけど、今作ではオートバイが
変形する。アニメ技術も発達したので、CGを使いつつ、元のセル画の魅力も出して迫力が
アップしています」
巨匠らしからぬ柔らかな雰囲気。だが、漫画の話になると何かに取りつかれたように
熱いトークが止まらない。
サンケイスポーツ4月8日
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200704/gt2007040800.html