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2008/02/09 (Sat)
幕末の世を自由気ままに生きる男を主人公にした人気漫画「浮浪雲(はぐれぐも)」を描き続けて
34年。漫画家のジョージ秋山さん(64)は、常に「人間」を見つめてきた。エッセー集「はぐれ指南
ほろ酔いで長生き」では、古今東西の名文などをヒントに、肩の力を抜いた生き方を同世代に
勧めている。

秋山さんの作品の主人公には、たいてい自分の願望が投影されている。1973年から続く「浮浪雲」
もそう。遊び人、自由人で、「趣味は生きていることでんす」とか「おねえちゃん、あちきと遊ばない」
と言っている主人公に、多くの中高年は「あんな生き方ができたらなあ」と共感を示す。

しかし、秋山さんは「彼はふらふらしているが、それはやじろべえのように中心があってのこと。
仏教の根本でもある『中道』を身に着けていて、私にもあこがれの存在なのです」と語る。
それをもう一歩進めて「『じりつ』したオジさん」となることを勧める。「じりつ」には「自立」と「自律」の
両方の意味が込められている。例えば「『武士道』などを読み、自分で自分をコントロールできる
ちゃんとした真のオジさんになってほしい」と言う。

秋山さんは中学時代から絵が得意だった。「ほかにできることがなかったし、絵をほめられたりも
したので、いつの間にか漫画家になっていた」。健全な作品が主流の少年誌に、露骨な拝金主義を
下敷きにした「銭ゲバ」、人肉食いなど人間のグロテスクな面をあえて見せた「アシュラ」など、
タブーを破ることで浮薄な世の中に衝撃を与えた。「アイデアはほとんど思い付きで、特に
使命感があったわけではない。ただ、他人がしていないことをしたかった」とだけ秋山さんは話す。

今年は65歳。「高齢者」の仲間に入る。「映画・7人の侍に登場する長老のじっさま(村長)のような、
若い人の手本になれる立派な年寄りになりたい」。終戦後の子供たちを主人公にした、新たな
大人向け作品の構想もあるという。

西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/topics/20080207/20080207_001.shtml
George Akiyama Official Web Site
http://www.george-akiyama.com/
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