[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨年7月に封切られるや、少ない上映館ながらじわじわと世間に浸透し、終わってみれば
2006年を代表するアニメーション映画となった『時をかける少女』。だが、その公開時期は、
『ゲド戦記』や『ブレイブストーリー』といった大作とぶつかる厳しいものだった。
それをどう覆し、昨年度の映画賞を総なめにするまでに至ったのか。同作のプロデューサー、
マッドハウスの齋藤優一郎氏と音楽プロデューサー・岡田こずえ氏に宣伝戦略を聞いたところ、
それは実にシンプル極まりないものだった。
――映画公開に向けて最初に立てられた宣伝戦略は?
齋藤 : この作品は小さくても本当の輝きを持つ良品っていうことで「小品」っていう
言い方をしているんですけど、300館での上映やテレビとのタイアップが必須であるとか
みたいな考え方を作品作りのベースにはしていなかったんです。基本的には、良質な作品を
きちんと作って、届けたい人たちに確実に届けたいというのがコンセプトだったんですね。
とは言っても、上映館が初週6館、2週目から13館というのは色々な選択肢からの結果でしか
なくて、最初はもう少し多い、 60館くらいでやれれば、というところはありました。
――商売的には、より多くの人に観てもらいたいというのは、当然の欲求ですよね。
齋藤 : そうですね。でも先程もお話ししたように、"まずは良質な作品創り"と言うのが
映画を制作していく上での根幹にあったので、先程申し上げたような上映館数でのスタートに
なった事や、その適性度というのは、本当に結果論なんです。宣伝方法も、こういう規模の
作品ならではの進め方、見せ方、観客の皆さんへのお届けの仕方。同時期に上映されていた
大型作品みたいなケースを逆手に取ったなんていうことは全然なくて、(以下ソースにて)
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/04/26/tokikake/
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/04/26/tokikake/001.html
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/04/26/tokikake/002.html
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/04/26/tokikake/003.html
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/04/26/tokikake/004.html