「天才バカボン」誕生40周年記念で貴重なアニメ ３７年ぶりに上映― 赤塚キャラが歌謡曲歌詞に合わせ活躍

漫画家、赤塚不二夫さんの人気ギャグマンガ「天才バカボン」が生まれて、ことしで
４０周年になるのを記念して、テレビで一度だけ放送された貴重なアニメが、２９日、
東京で３７年ぶりに上映されました。

映されたのは、「天才バカボン」や「もーれつア太郎」の人気キャラクターが、歌謡曲
の歌詞にあわせてさまざまな活躍をする３分前後のアニメ２本です。このアニメは、
テレビでバカボンのアニメシリーズが始まる前の年の昭和４５年、流行している歌謡
曲を紹介する民放の番組の中で一度だけ放送されました。２９日は、「天才バカボン」
の連載開始からことしで４０周年になるのを記念して、東京・杉並区の「杉並アニメー
ションミュージアム」で３７年ぶりに上映されました。

アニメでは、バカボンのパパが雷様のヘソを引っこ抜き、それを通りかかったニャロメ
が拾って味見するという人気キャラクターの共演シーンもあり、観客席から笑い声が
あふれていました。

赤塚さんは平成１４年に脳内出血で倒れ、今も治療を続けていて、長女の赤塚りえ子
さんは「父も早く回復して、このアニメを見てほしい。きっと懐かしがると思います」と
話していました。


http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/30/k20070929000125.html
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