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2007/12/11 (Tue)
韓流文化の火付け役ドラマ『冬のソナタ』が、韓日合作でアニメーションとして制作されることになり、
また世界市場を攻略する。メディアコンテンツ企業キーイーストは10日、ドラマ『冬のソナタ』の
テレビ及び劇場用アニメーション権利を確保した日本のトータルプロモーション株式会社と
アニメーション『冬のソナタ』の共同投資及び共同制作のため、了解書(MOU)を締結した。

2002年KBSで放送開始されたドラマ『冬のソナタ』は、2004年日本NHK放映を通じてペ・ヨンジュンを
一躍アジアの最高スターに踊りださせ、日本と中国など東アジアだけではなく中東、南米、
アフリカの視聴者も魅了した韓国エンターテイメント業界史上最高の“キラーコンテンツ”だ。
今度のアニメーション制作を通じて、ドラマ『冬のソナタ』は名実共にロングランコンテンツとしても
人気を引き継ぐことになる。

トータルプロモーションは、著作権者KBSメディアとの契約を通じて、ドラマ『冬のソナタ』の
アニメーション化のための諸般の権利をすでに確保し、監督ユン・ソクホPD及びユン・ウンギョング、
キム・ウニ作家とも、ロイヤルティ契約を終えた。しかし主演俳優ペ・ヨンジュンの協力と肖像権
使用許諾がなければ、制作ができなかったりアニメーションの意味が縮小される可能性がある。
このため、キーイーストはトータルプロモーション側との緊密な協議を経て、ぺ・ヨンジュン肖像権
提供だけではなく、全般的な投資、制作、付加事業を統括する制作主体として参加することを決めた。

キーイーストとトータルプロモーションは、全体制作コストの50%をそれぞれ投資して、制作と
付加事業などプロジェクト全般の事業パートナーとして、共同事業を進行する。今回の契約締結に
対して日本のトータルプロモーションの青木代表取締役は「ペ・ヨンジュンブランドパワーと韓国と
日本のアニメーション企画力と技術力が集まれば、アジアを代表するアニメーション制作が可能だ」
と語った。

原著作権者であるKBSメディアも積極的な協力を約束した。キーイーストのキム・ヒョヌコンテンツ
事業本部長は「アニメーション『冬のソナタ』は、ジャンルの特性上、原作ドラマがおさめた成功を
上回る収益創出が予想される。キーイーストはアニメーション制作だけではなく、それによって
生じるOST、 DVD、出版、キャラクター、ゲーム、モバイルサービス、イベント、付加商品など
全体事業を統括する」と新規事業のビジョンと方向を明らかにした。

テレビ用と劇場用でそれぞれ制作されるアニメーション『冬のソナタ』は、ドラマの内容を変えず、
全世界にいる『冬のソナタ』及びペ・ヨンジュンのファンだけではなく、アニメーションの主要
ファン層である子どもたちまで観客や視聴者に流入することができる“家族用アニメーション”で
制作され、日本を含めた世界市場に配給される予定。

innolife.net
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