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2008/02/14 (Thu)
『スター・ウォーズ』のスピンオフで、3-Dアニメーション版の“Star Wars: The Clone Wars”が
米で8月15日に劇場公開されることが決定した。

このプロジェクトは、もともと米ケーブル局、カートゥーン・ネットワークで放映された“マイクロ
シリーズ”「スター・ウォーズクローン大戦」の延長上の作品。劇場版は上映時間が約100分で、
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』
の間の出来事を描く。アナキン・スカイウォーカーは、まだダース・ベイダーになっていない。

その後のストーリーは、30分枠のテレビシリーズで放映されていくことになっている。

この数十年間、『スター・ウォーズ』シリーズを何度も何度も紐解き直してきたジョージ・ルーカスは、
「まだ語られていない『スター・ウォーズ』のストーリーがたくさん残されていると感じた」ゆえ、
この新しいスピンオフの製作に着手したとのこと。ルーカスは、そのようなストーリーを語ると
同時に最新テクノロジーの推進を図りたいと語っている。

ルーカス・フィルム・アニメーションは、シンガポールと台湾におけるプロダクションを続行しつつ、
すでにテレビシリーズの30エピソード分をプロデュース済み。2月12日には、Starwars.comで、
このプロジェクトについてのドキュメンタリーのオンライン放映を開始している。

ちなみに、これまで1977年以来公開されてきた『スター・ウォーズ』シリーズの劇場配給と
テレビ版DVDの配給は、すべて米20世紀フォックスが担当していた。しかし、ルーカス・フィルムは
今回のスピンオフに関しては、劇場版もテレビ版も米ワーナー・ブラザース系列と提携している。

劇場公開の後は、ターナー・ブロードキャスティングが、まずカートゥーン・ネットワークで
放映し、その後、TNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)で放映することになっている。

ルーカス・フィルムによると、ワーナー・ブラザース系列のケーブル局と劇場公開網は、
特にこの新プロジェクトに最適であるとのこと。同社の代理人は「我々は、テレビシリーズと
劇場公開を結びつけるという、前例のないことを計画している」と語った。

ワーナーの重役たちは、企画の全段階を通してこのプロジェクトの進行状況を熱心に見守り、
映像クリップを見た後で、劇場公開作品にすることを決定したそうだ。

ルーカスは、このプロジェクトのエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。吹き替えには主として
声優が起用され、オリジナル版の俳優たちの中では C3PO役のアンソニー・ダニエルズと、
グリーヴァス将軍とバトル・ドロイド役のマシュー・ウッドが、それぞれ吹き替えを担当する。

監督はデイヴ・フィローニで、脚本は、ヘンリー・ギルロイ、スコット・マーフィ、スティーヴン・
メルチングが担当。キャサリン・ウィンダーがプロデューサーを務める。

劇場版とテレビ版の海外公開日程はまだ決められていない。

Variety Japan
http://www.varietyjapan.com/news/movie/u3eqp3000002uzq5.html
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