「シューティングウォッチ」の発売が一旦中止に 開発は継続、進捗状況報告メールを配信

株式会社ハドソンは、高橋名人の公式サイト「16SHOT」にて、予約を受け付けていた連射測定
機能付時計「シューティングウォッチ」の発売を、中止すると発表した。

「シューティングウォッチ」は、同社から'87年に発売された、連射測定器と時計の機能を
搭載した玩具。当時、高橋名人が「16連射」で一躍有名人になるなど、「連射」ブームに乗って
発売されたこの製品も、通称「シュウォッチ」として人気を集め、シリーズ累計販売数100万個を
超える大ヒット商品となった。

発売中止となったのは、同作の誕生から20周年を記念して発売を予定していた復刻版。
7月26日からサイト「16SHOT」で予約を受け付けていたほか、9月に開催された「東京ゲーム
ショウ2007」の会場内でも注文を受け付けていた。

告知によると、発売中止の理由として「お客様に十分お楽しみいただける品質にすることが
できない」ことを挙げている。高橋名人の公式ブログでも、お詫びのコメントが掲載されており、
そこによると、不具合が連続して発生し、もう一度最初から作り直したほうがいいと判断したという。

また、「今後は、設計とパーツの品質及びラインの状況などを再度見直してから、製造にかかる
という事ですので、そこら辺が順調に動き出してから、もう一度販売のお知らせをさせてもらう
との事です」とも書かれており、開発は継続して行なわれるようだ。

同社では発売中止に伴い、これまでに受け付けた予約注文を一旦取り消し、今後改めて販売を
行なう際に、再度注文を受け付けるとしている。

また、個人情報保護の観点から注文の際に登録した個人情報を利用して連絡することは
できないため、今後の進捗状況については「進捗状況報告メール」の配信を行ない、
そのメールの配信登録を告知ページにて受け付けている。

GAME Watch
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20071101/shot.htm