2058年の日本で7人の侍が街を救う… 「エグザムライ」公開アフレコ

ダンスボーカルユニット「EXILE」のメンバー7人が同名キャラクターで登場するアニメ「エグザムライ」
の公開アフレコが29日、東京都内のスタジオ開かれた。現場にはEXILEとともに声優を務める
俳優の岸谷五朗さん、萩原聖人さん、成宮寛貴さんらも集合。リーダーのHIROさんは「顔も声も
本物よりも数倍かっこいい。好感度も上がりそう」と満足げ。「悪いなんて言われてましたか？」
と報道陣から問われると、亀田興毅選手にそっくりと言われ、一見コワモテなボーカルの
ATSUSHIさんが「ボクのせい？」と合いの手を入れ、爆笑を誘った。

同企画は「常に人が驚くこと」を考えているリーダーのHEROさんが「EXILEをアニメ化したい」と
発案した。構想は2年前からスタートし、07年12月に発売し売り上げ100万枚を突破した
「EXILE LOVE」のDVDに10分間だけアニメーションが収録されていた。今回の作品「六本木
地獄城の章」は、7月発売予定のアルバム「EXILE・エンターテインメント・ベスト」の特典として
収録、続編も予定している。

脚本は、アニメ「SDガンダムフォース」などを手掛けたアベユーイチさんの書き下ろし。西暦2058年の
日本を舞台に、HIROさんを中心にした7人の侍が、大戦で崩壊した街から立ち直ろうとする市民を
狙う邪悪集団に立ち向かうという物語。アベさんとHEROさんとの話し合いの中で、“放浪者”の
意味を持つEXILEの男らしさを表現しようと「流浪のサムライ」をテーマに、時代劇のふん装で、
バイクにまたがるなどエンタテインメントにあふれる内容で、「里見八犬伝」を思わせる謎も
隠されているという。

7人のキャラクターはEXILEメンバーと同じ名前、性格や容姿もそっくりで、MAKIDAIさんら
パフォーマーは声優も務める。HEROさんは岸谷さん、ATSUSHIさん役を萩原さん、もう一人の
ボーカルのTAKAHIROさん役は成宮さんが務める。

毎日jp
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200804/29/