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2025/02/28 (Fri)
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2006/12/11 (Mon)
英語版マンガの大手出版社TOKYOPOPは、同社の発売する英語版『フルーツバスケット』
(高屋奈月作)の売上げ部数が発売15巻で累計200万部を超えたと発表した。
『フルーツバスケット』は英語圏で最も人気のある日本のマンガのひとつとして知られている。
米国の代表的な書籍ベストセラー「USAトウデイ トップ150」の総合チャートでも度々ランキング
上位に顔を出している。
TOKYOPOPにとっては同社を代表するタイトルであると同時に、同社に多くの利益をもたらした
作品とも言える。マンガの小売価格が高い米国では、同作品は定価9.99ドルで販売されている。
値引き販売があるとしても、小売段階での売上高はおよそ20億円となるからだ。
北米のマンガ市場全体が、昨年ようやっと200億円を超えたことを考えれば、その数字の大きさ
が理解できるだろう。
しかし、『フルーツバスケット』が英語版マンガの№1かというと必ずしもそうではない。VIZメディア
は2006年初めの段階で、既に『犬夜叉』(高橋留美子作)の累計売上数が230万部と発表している。
また、同時期に売上数110万部とされた『NARUTO』(岸本斉史作)の売上げは破竹の勢いで伸び
ているからだ。
それでも『フルーツバスケット』はアニメ版があるものの、これまでテレビ放送などで本格的な展開
はされていない。テレビ放映と連動したマンガの売上げが伸びることが多くなっている米国市場で、
マンガ単独の力で有力ベストセラーとなった驚異的な作品である。
米国では15巻まで刊行されている『フルーツバスケット』の発刊の日本との時差は6巻分。日本では
連載終了が間近とされるが、今後も物語終盤に向かってまだまだ売上げを伸ばしそうだ。
一方で、『NARUTO』『犬夜叉』『鋼の錬金術師』(荒川宏作)などのほかの人気作品は、連載終了の
気配をみせていない。『フルーツバスケット』が、英語版マンガ歴代1位の販売記録を獲得するかは、
微妙なところである。
animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2006/12/200128.html
(高屋奈月作)の売上げ部数が発売15巻で累計200万部を超えたと発表した。
『フルーツバスケット』は英語圏で最も人気のある日本のマンガのひとつとして知られている。
米国の代表的な書籍ベストセラー「USAトウデイ トップ150」の総合チャートでも度々ランキング
上位に顔を出している。
TOKYOPOPにとっては同社を代表するタイトルであると同時に、同社に多くの利益をもたらした
作品とも言える。マンガの小売価格が高い米国では、同作品は定価9.99ドルで販売されている。
値引き販売があるとしても、小売段階での売上高はおよそ20億円となるからだ。
北米のマンガ市場全体が、昨年ようやっと200億円を超えたことを考えれば、その数字の大きさ
が理解できるだろう。
しかし、『フルーツバスケット』が英語版マンガの№1かというと必ずしもそうではない。VIZメディア
は2006年初めの段階で、既に『犬夜叉』(高橋留美子作)の累計売上数が230万部と発表している。
また、同時期に売上数110万部とされた『NARUTO』(岸本斉史作)の売上げは破竹の勢いで伸び
ているからだ。
それでも『フルーツバスケット』はアニメ版があるものの、これまでテレビ放送などで本格的な展開
はされていない。テレビ放映と連動したマンガの売上げが伸びることが多くなっている米国市場で、
マンガ単独の力で有力ベストセラーとなった驚異的な作品である。
米国では15巻まで刊行されている『フルーツバスケット』の発刊の日本との時差は6巻分。日本では
連載終了が間近とされるが、今後も物語終盤に向かってまだまだ売上げを伸ばしそうだ。
一方で、『NARUTO』『犬夜叉』『鋼の錬金術師』(荒川宏作)などのほかの人気作品は、連載終了の
気配をみせていない。『フルーツバスケット』が、英語版マンガ歴代1位の販売記録を獲得するかは、
微妙なところである。
animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2006/12/200128.html
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