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2024/11/28 (Thu)
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2007/06/11 (Mon)
米国初の本格的な日本ポップカルチャー総合雑誌を売りにした新雑誌「OTAKU USA」が創刊した。
編集長は日本でも『オタクinUSA 愛と誤解のジャパニメーション輸入史』の著者としても知られる
パトリック・マシアスさんである。古くから日本のポップカルチャーを愛好し、米国における日本アニメや
マンガ文化の開拓者のひとりでもある。

米国にはこれまでも「Newtype USA」や「Anime Insider」といった複数のアニメ雑誌がある。しかし、
その多くはアニメ・マンガが中心で、それにコスプレやフィギュアを補完的に取り扱う程度である。
それに対して「OTAKU USA」は、その名前のとおり日本のオタクカルチャーを総合的に取り扱う。
具体的にはマンガ、アニメ、コスプレ、ゲーム、トイ、Jポップなどが挙げられている。
 
また、アニメ・マンガファンがインターネットのハードユーザーであることも考えてか、6月5日の発売日
には、「OTAKU USA」の公式サイトも立ち上がげている。
 
サイトは雑誌の紹介というよりも、特集記事や最新ニュース、フォーラムなども兼ね備えた本格的な
ものである。雑誌の補完でなく、それ自体で独立した機能を持っている。サイトでは雑誌からの抜粋
として日本の小説家冲方丁さんのインタビューやバンダイホビーセンターや東京国際アニメフェアの
レポートなどが掲載されている。

日本のポップカルチャーを紹介する総合雑誌は商業誌では「OTAKU USA」が初めてだが、実は
フリーマガジンでは昨年3月に既に「じゃにめ(JANIME)」が創刊している。「じゃにめ(JANIME)」は
かなりの厚手のタブロイド誌で、現地のアニメショプや各地の主要コンベンションで配布されている。
 
アニメだけでなく、マンガやゲーム、フィギュアなどかなり幅広い日本のポップカルチャーを扱うのは
「OTAKU USA」と同じある。特に、ゴシックロリータに代表される日本のファッションやビジュアルバンドの
取り扱いが大きい特徴がある。

アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/news/archives/2007/06/_otaku_usa_610.html
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