浜中町の｢ルパン三世｣ 40周年イベント 3月15～17日にはモンキー・パンチの漫画教室・トークショーなどを開催

町内出身の漫画家モンキー・パンチ（本名・加藤一彦）さんの代表作「ルパン三世」の誕生四十周年
記念事業「ルパン三世ワールドinはまなか」の実行委員会は二十九日、町商工会館で第三回
会合を開き、事業内容を決めた。メーンの三月十五、十六日はモンキー・パンチさんによる
漫画教室など多彩なイベントを行い、切手シートなどオリジナルの記念グッズも販売する。

同十五、十六日の会場は町総合文化センター。十五日は町内の小学四年－高校生対象の
漫画教室、十六日はモンキー・パンチさんのトークショーと四十人程度対象のサイン会を行い、
町内霧多布が舞台のテレビスペシャル「霧のエリューシヴ」などを無料上映する。同十七日は
霧多布高で同校生対象の記念講演会を開く。

これに先立ち二月一－二十日にはルパン三世と仲間のイラストを町内の小中高校生から募集。
応募作は三月四－二十三日に同センターで展示し、同十六日には入賞作の表彰式を行う。

記念グッズはA4判の切手シート（千五百円）と二十センチ四方のハンドタオル（五百円）各千枚、
A4判の書類ホルダー（二百五十円）千三百枚の三種類。いずれもルパン三世のイラスト入りで、
二○○八年度のカレンダーの制作も進める。

総事業費は約五百万円。道や町の補助金と自己資金で賄い、近くPRポスター二百枚を町内の
主要施設などに配る。

栗本英弥委員長（町商工会長）は「モンキー・パンチさんのように志を高く持つことの大切さを
地元の子供たちに伝え、併せて『ルパン三世』などの創作のバックボーンとなった浜中の町の
素晴らしさを町外に発信したい」と話している。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/73295.html