奈須きのこ「DDD」第2巻発売 「ゼロ年代を代表する傑作の第2幕！」

小説「DDD」第2巻が発売となった。
「DDD」は、「月姫」や「Fate/stay night」で有名なゲームメーカー「TYPE-MOON」のシナリオライターである
奈須きのこ氏による小説作品で、講談社「ファウスト」で不定期掲載されているもの。今年1月に発売された
「DDD」第1巻は、入荷とともにアキバの各店から瞬く間に在庫が消えたほどの売れ行きだった。

　内容は、異常犯罪を繰り返すアゴニスト異常症発症者（＝「悪魔憑き」）を「悪魔払い」として「払う」青年
石杖所在（アリカ）を中心に、A異常症患者や監察官などの姿を描いたもので、今回発売となった第2巻は、
カバー裏で「2004年8月、オリガ記念病院から退院したばかりの左腕の失い男、石杖所在と漆黒の
義手義足を纏う迦遼海江は、SVSと呼ばれる「死のゲーム」に巻き込まれる。“シンカー”と称される
A（アゴニスト）異常症感染者、俗称“悪魔憑き”。2年前に行方を眩ました、灼熱の殺人鬼。
そして2人の天才野球選手（プレイヤー）――。彼らの失われた夏の跡（ゆめ）を消し去るように、
所在と海江の1度目の“悪魔払い”が行なわれる――」と紹介されている。

　「DDD」第2巻は明日入荷予定であったが、ゲーマーズ本店などには本日すでに入荷されていた。
ゲーマーズ本店店頭の特設コーナーで「DDD」第2巻を販売していた店員さんにお話を伺ったところ、
「全編書き下ろしですし、今回もかなり深くて緻密で…すごいですよ！」と大絶賛していた。
また、同店前をたまたま通りかかった人たちは「DDD2巻売ってんじゃん！　これもう買えますか？」
「アキバに来た甲斐あったわー」とワクテカな様子であった。 


アキバ総研
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