大人にも大ウケ、ブラックな英アニメ「ロビーとブリッツェン～トナ界頂上決戦！」が日本上陸

「赤鼻のトナカイ」といえば、いつも真っ赤な鼻を仲間からバカにされながら、嵐が吹き荒れる
聖夜、光る鼻が頼りにされるヒーローのお話。

その赤鼻のトナカイの“不肖の息子”ロビーを主人公としたユニークな英アニメDVD「ロビーと
ブリッツェン～トナ界（カイ）頂上決戦！」（ソニー・ピクチャーズ）が上陸して店頭を
にぎわしている。

BBCで放送され、視聴占有率52.6％を獲得、米CBSテレビでも反響を呼んだヒットアニメで、
日本版は山寺宏一、林原めぐみら人気声優が吹き替えている。

「『ウォレスとグルミット』で知られる英アードマン・スタジオ出身のリチャード・ゴルゾウスキ
監督の作品です。ひとコマずつ実写したクレイアニメは、CGにはない奥行きがあってホッと
しますよ」と日本版の発売元担当者。

ウイットに富んだストーリー展開で購買層には、中年サラリーマンも多いという。物語は
ロビーがサンタクロースの故郷コールドチェスターで、ソリを引く精鋭メンバーに選ばれるために、
有馬記念さながらのトナカイレースを演じる「炎のランナー」と、Ｘマス後のサンタの村に
訪れた大ピンチを描いた「伝説の勇者」の2本立て。

「脚本は『ミスター・ビーン』や『ラブ・アクチュアリー』を手がけたコメディー作家の
リチャード・カーティス。英国らしいブラックジョークも盛り込まれ、大人の鑑賞にたえる
アニメ」（映像ジャーナリスト）と評判だ。

ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_12/g2007122118_all.html