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2024/11/25 (Mon)
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2008/03/28 (Fri)
「才能の無駄遣い」と呼ばれる、すごい素人があふれている場所。それがニコニコ動画だ。最近ではそんな
ダイヤの原石に注目する企業も現れてきており、ニコニコビジネスが活発化してきている。
アニメ界の大御所である、(株)ランティスが5日に発売した「ランティス組曲」もそのひとつ。ニコニコ動画の
「歌ってみた」タグを中心に活躍する歌い手を集めて、全34曲のアニメソングメドレーを歌った作品だ。
ランティス組曲には、「ダブル斉藤」(ランティスの斎藤滋氏と、(株)ドワンゴの齋藤光二氏)とも呼ぶべき
2人のプロデューサーが関わっている。今回は、ドワンゴの齋藤氏にお話を聞いた(インタビューの雰囲気を
生かすため、文中の「(笑)」を「w」にした)。
── ニコニコ動画発のCDということですが、まずニコニコユーザーの反響はどうでしたか?
齋藤 予想通り叩きまくられましたwww
発売日よりも前に、ニコニコ動画にフライング動画が上がったんですが、「編曲が酷すぎる」「歌い手の個性を潰した」
「曲がマニアック過ぎる」など、いろいろな批判が巻き起こりましたね。Amazon.co.jpのレビューも同様です。このレビューは
CDを買っていない人でも書けるため、★ひとつという書き込みもいくつも見られました。いわゆる「フルボッコ」状態ですね。
でも、この状況は、ある程度は予想していたんですよ。誰からも注目されないスルーされてしまう作品のほうが
一番悲しいでしょ? アンチの方々も巻き込みながら、このCDに対する大きな反響があればいい。彼らだって
ポジティブに考えればファンの一人なんですから。
── そもそも、なぜこのCDを出そうと思ったのでしょうか?
齋藤 ニコニコ動画では、サービス自体の盛り上がりと同時に、ゴムさん、Jさんといった人気の歌い手や、楽器の
上手い演奏者、踊り手など、ニコニコ動画内で活動しているニコニコアーティストが目立ってきました。この人気の歌い手を
集結させて、ユーザーも一緒にライブで歌って盛り上がれるイベントができないか? 権利関係をきちんとクリアーした
人気楽曲を集めて、ユーザーが歌ったり、編集したりして遊べる音源を提供できないか? といった企画を考えて、
去年の秋くらいまで暖めていました。
○ニコニコユーザーに遊んでもらえる作品を目指した
── メドレーの楽曲や11人の歌い手はどのように選びましたか?
齋藤 最初は「何ができるか」「何をしたら面白いか」という発想で、とにかくニコニコ動画の「歌ってみた」系の作品を
片っ端から観まくりましたね。再生数やコメント数だけに囚われないように、ランティスの斎藤さんと何度も話し合いを持ちました。
ランティスさんと組んだ以上、ランティスのアニメ楽曲をとにかく集めようと。権利関係はここでクリアーされますし、
それぞれの楽曲にリスペクトを払いつつも自由にアレンジできるということです。
そうした楽曲をメドレー形式にして、ニコニコの歌い手さんにリアルに大集合してもらい「せーの!」で歌ってもらおう、
とにかくビジネス的な成功とかは二の次にして、大きな話題となってユーザーに色々と遊んでもらえるようなものを目指そう、
というコンセプトで一致しました。
歌い手さんは、ニコニコ動画の初期の頃から名実ともにニコニコを牽引してきた方だけでなく、声やネタなどに個性のある方、
個性に加えてハーモニーなどレコーディングで期待以上の力を発揮してくれそうな方、全員で歌ったときに楽しくニコニコ
できる方など、総合的に考えて一人一人に出演を交渉させていただきました。
さまざまな事情があって、「応援しています」と前置きをしつつ丁重にお断りを頂いた方も何人かいます。そのほかにも
ニコニコ動画には、今回、候補に入れつつ、スケジュールやバランスなど諸々の関係でお声がけを断念してしまった
非常に才能のある歌い手さんがニコニコ動画にはたくさんいます。
最終的に集まった11人については「歌い手の無駄遣い」ができたなぁという意味では満足していますw
ascii.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/120/120078/
ダイヤの原石に注目する企業も現れてきており、ニコニコビジネスが活発化してきている。
アニメ界の大御所である、(株)ランティスが5日に発売した「ランティス組曲」もそのひとつ。ニコニコ動画の
「歌ってみた」タグを中心に活躍する歌い手を集めて、全34曲のアニメソングメドレーを歌った作品だ。
ランティス組曲には、「ダブル斉藤」(ランティスの斎藤滋氏と、(株)ドワンゴの齋藤光二氏)とも呼ぶべき
2人のプロデューサーが関わっている。今回は、ドワンゴの齋藤氏にお話を聞いた(インタビューの雰囲気を
生かすため、文中の「(笑)」を「w」にした)。
── ニコニコ動画発のCDということですが、まずニコニコユーザーの反響はどうでしたか?
齋藤 予想通り叩きまくられましたwww
発売日よりも前に、ニコニコ動画にフライング動画が上がったんですが、「編曲が酷すぎる」「歌い手の個性を潰した」
「曲がマニアック過ぎる」など、いろいろな批判が巻き起こりましたね。Amazon.co.jpのレビューも同様です。このレビューは
CDを買っていない人でも書けるため、★ひとつという書き込みもいくつも見られました。いわゆる「フルボッコ」状態ですね。
でも、この状況は、ある程度は予想していたんですよ。誰からも注目されないスルーされてしまう作品のほうが
一番悲しいでしょ? アンチの方々も巻き込みながら、このCDに対する大きな反響があればいい。彼らだって
ポジティブに考えればファンの一人なんですから。
── そもそも、なぜこのCDを出そうと思ったのでしょうか?
齋藤 ニコニコ動画では、サービス自体の盛り上がりと同時に、ゴムさん、Jさんといった人気の歌い手や、楽器の
上手い演奏者、踊り手など、ニコニコ動画内で活動しているニコニコアーティストが目立ってきました。この人気の歌い手を
集結させて、ユーザーも一緒にライブで歌って盛り上がれるイベントができないか? 権利関係をきちんとクリアーした
人気楽曲を集めて、ユーザーが歌ったり、編集したりして遊べる音源を提供できないか? といった企画を考えて、
去年の秋くらいまで暖めていました。
○ニコニコユーザーに遊んでもらえる作品を目指した
── メドレーの楽曲や11人の歌い手はどのように選びましたか?
齋藤 最初は「何ができるか」「何をしたら面白いか」という発想で、とにかくニコニコ動画の「歌ってみた」系の作品を
片っ端から観まくりましたね。再生数やコメント数だけに囚われないように、ランティスの斎藤さんと何度も話し合いを持ちました。
ランティスさんと組んだ以上、ランティスのアニメ楽曲をとにかく集めようと。権利関係はここでクリアーされますし、
それぞれの楽曲にリスペクトを払いつつも自由にアレンジできるということです。
そうした楽曲をメドレー形式にして、ニコニコの歌い手さんにリアルに大集合してもらい「せーの!」で歌ってもらおう、
とにかくビジネス的な成功とかは二の次にして、大きな話題となってユーザーに色々と遊んでもらえるようなものを目指そう、
というコンセプトで一致しました。
歌い手さんは、ニコニコ動画の初期の頃から名実ともにニコニコを牽引してきた方だけでなく、声やネタなどに個性のある方、
個性に加えてハーモニーなどレコーディングで期待以上の力を発揮してくれそうな方、全員で歌ったときに楽しくニコニコ
できる方など、総合的に考えて一人一人に出演を交渉させていただきました。
さまざまな事情があって、「応援しています」と前置きをしつつ丁重にお断りを頂いた方も何人かいます。そのほかにも
ニコニコ動画には、今回、候補に入れつつ、スケジュールやバランスなど諸々の関係でお声がけを断念してしまった
非常に才能のある歌い手さんがニコニコ動画にはたくさんいます。
最終的に集まった11人については「歌い手の無駄遣い」ができたなぁという意味では満足していますw
ascii.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/120/120078/
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