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ゲームソフト企業のディースリーは、海外でのゲームソフト販売の好調を主な理由に、
平成19年3月期決算を上方修正した。
連結売上高はこれまでの95億8300万円から97億8400万円と小幅な上方修正にとどまった。
しかし、経常利益は5億1400万円から5億9400万円、当期純利益は5400万円から1億4700万円と
大きく変更された。
同社によると上方修正の主な理由は、国外での業績が予想を上回ったためである。
なかでもドリームワークスとアードマン製作の3DCGアニメーションのゲーム化作品である
『Flushed Away』(映画の日本タイトルは『マウス・タウンロディとリタの大冒険』)の
ソフト販売本数が米国とヨーロッパで大きく伸びた。
このゲームソフトは、米国のアニメーション関係で最も権威があるとされるアニー賞で、
最優秀アニメーションゲーム賞を受賞している。ゲームへの高い評価と好調な販売を同時に
実現したことになる。
さらに同社が北米でシリーズ展開している『NARUTO』のゲームシリーズと、国内では
『CR 新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト&パチスロ新世紀エヴァンゲリオン』
事業の柱として売上利益に貢献している。国内外と有力アニメタイトルとのタイアップが、
企業業績に大きく結びついていることが判る。
さらに国内では販売が伸び悩んだX-box360向けの『地球防衛軍3』も、欧米での発売で
売上予算達成に寄与した。
この結果同社のコンシュマー向けのゲームソフト事業は過去最高に達した。
また、モバイル事業も過去最高の売上げを達している。
売上高に較べて経常利益の修正幅が大きかったのは、為替差益が発生したことによる。
さらに当期純利益の伸びは、繰越欠損金により税金費用の低いヨーロッパでの収益が
予想を上回ったためである。
animeanime.jp
http://animeanime.jp/biz/archives/2007/04/d3_naruto425.html