エポック社に販売差し止め判決、バンダイ勝訴― 玩具カプセル販売機裁判

お金を入れてハンドルを回すと玩具入りカプセルが出てくる販売機「ガチャガチャ」の
構造に関する特許を巡り、おもちゃメーカー同士が争った訴訟で、東京地裁は26日、
バンダイ（東京都台東区）の請求を認め、エポック社（同）に製造・販売の差し止めと
約510万円の賠償を命じた。

判決で市川正巳裁判長は「エポック社の販売機はバンダイの特許権を侵害している」
と認定しつつ「特許部分は販売機に不可欠の構造ではない」などとして、バンダイ側
の請求額7650万円に対し、賠償額をごくわずかにとどめた。

バンダイによると、国内には約70万台の「ガチャガチャ」が設置され、同社が市場の
約65％を占めているという。判決によると、今回問題となったエポック社製は約1万台
販売された。

まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071026mog00m200073000c.html