ゆかりの地で「アトム」展 手塚治虫さん生誕80年

漫画界の巨匠、故手塚治虫さんの生誕８０年を記念して、若き日の創作拠点だった
東京都豊島区の３カ所でアニメセル画展が始まった。３月２日まで。いずれも入場無料。

巣鴨地域文化創造館で「鉄腕アトム」の白黒セル画、
駒込地域文化創造館では「ジャングル大帝」などカラーセル画、
雑司が谷地域文化創造館では「どろろ」などのセル画のコピーをそれぞれ展示。
巣鴨館の柳原克美館長は「貴重なセル画なので、たくさんの人に見てもらいたい」
と話している。

手塚さんと豊島区は縁が深い。手塚さんは昭和２８年ごろ、旧椎名町にあったアパート
「トキワ荘」に住んだ。石ノ森章太郎さんら多くの漫画家が集まり、漫画界における
梁山泊（りょうざんぱく）となったことは有名だ。トキワ荘は老朽化のため５７年に
解体されたが、手塚さんが２９年ごろにいた「並木ハウス」（雑司が谷）は現存する。
問い合わせは０３・３９４６・４３０１。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080215/trd0802151910005-n1.htm