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2007/10/21 (Sun)
本日10月19日、公開間近の話題の映画「仮面ライダー THE NEXT」の“公開記念スペシャル
ナイト”と題したキャストトーク&先行上映イベントが開催された。

今回の先行上映イベントのチケットは10月10日に販売が開始されたが、即日完売という
盛り上がりぶり。会場となった「新宿バルト9」の観客席は満席状態で、話題の作品への
期待感をうかがわせた。

キャストトークでは、本郷猛役・黄川田将也さん、一文字隼人役・高野八誠さん、風見志郎役・
加藤和樹さん、監督の田崎竜太氏の4人が壇上に立ち、あいにくの雨の中集まった観客に
挨拶した。

黄川田さんは、「FIRST」「NEXT」の違いについて訊かれると、「作中で2年が経ったということで、
本郷猛の人間的変化や成長を意識しながら演じました。変わらないのは、高野八誠だけかな(笑)」
とコメント。これに対し、「一文字隼人のリジェクションナイトにようこそ(なんじゃそりゃ・笑)」と
挨拶した高野さんは、「前回はアナログ感が強かったけど、今回は内容やデザインにすごく
変化を感じた。変わってないのは黄川田将也だけ(笑)」とコメントし、共演者同士の信頼感を
感じさせた。

今回初めて共演することになった加藤さんについては、「最初にアクションの稽古をした時に
バク転をして見せてくれて、身体能力がスゴいな、と思ったのを覚えています」(黄川田さん)、
「また背の高いヤツが来たな(笑)」(高野さん)と、それぞれの印象を語った。

初めは不安とプレッシャーを感じた、という加藤さんは、V3の役を自分のものにしようと
緊張感とともに撮影に臨んだという。しかし、先輩ライダーである共演者の2人については、
「映像で見た印象だと、役のイメージが強くてクールだと思ってましたが、実際に会ってみると
2人のやりとりが面白くて」と答え、うち解けた様子も見せた。

田崎監督は、「旧作からのファン、3人の素晴らしい俳優さんのファンの皆さんのおかげで
この作品が上映できることを嬉しく思います。旧作に憧れを持っている自分としては、脚本に
指示を書き込む時に“本郷が”とか“一文字が”と手で記したその瞬間に、俺は今凄いことを
やってるんだな、と実感しました」とコメント。

撮影で印象に残っていることは?という質問に黄川田さんは、「最初のワイヤーアクションで
腰を痛めてしまったことです」と打ち明けた。苦痛を我慢しながらの戦闘シーンはリアルな
ものになっているはず、とのことで、この後映画を実際に見る観客にとって、これは良い
見どころとなっただろう。

同じく、「リジェクションのシーンを何度も撮り直したこと」(高野さん)、「V3のスーツを初めて
着たシーンで、自分が強くなったような気がして嬉しかったこと」(加藤さん)という回答に続き、
監督からは「撮影用の救急車を用意してスタンバイしていたら、本物の救急車が通るというので、
すぐさま “カメラ回せ!”と指示。リアルな映像が撮れた。あの時、この映画はツイてるぞ、
と思った」とのエピソードが語られた。

GA Graphic(一部略)
http://ga.sbcr.jp/mreport/008175/
仮面ライダー THE NEXT
http://www.maskedridernext.jp/
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