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2007/10/23 (Tue)
からくり人形から最新技術を使った人間型まで、さまざまなロボットが集まる「大ロボット博」が
2007年10月23日から2008年1月27日まで、東京・上野の国立科学博物館で開催される。
会場ではアニメやおもちゃ、日本古来の人形、研究用ロボット、産業用ロボットと
さまざまなジャンルのロボットを展示。ホンダのASIMOやレスキューロボットなどのデモ実演も楽しめる。

入り口を入ると「アニメ・おもちゃ」の展示コーナー。ブリキ玩具からプラモデルまで、
数多くのロボット型おもちゃが並ぶ。現在でも人気のガンプラ(ガンダムのプラモデル)の展示もあり、
MG(マスターグレード)シリーズのラインアップを一挙に展示している。

会場内のステージでは、大学などの研究機関が開発したロボットのデモを実演をする。
ロボット研究に力を入れている千葉工業大学は、未来のロボットカー「Halluc II」、
レスキューロボット「Kenaf」、自律動作でサッカーができる2足歩行ロボットを紹介する。
このほか、九州工業大学のピアノ演奏ロボット「FMT-I」や、
人間と社交ダンスができる東北大学のロボット「PBDR」が動作する様子も見られる。

「からくり」のコーナーでは茶運び人形など日本古来の動く人形を紹介している。
一部の人形は歯車など内部の構造が分かるように展示している。10月30日からは
高さ6mと大きな愛知県犬山市のからくり車山(やま)も展示する予定。

「ロボットラボ」コーナーでは、早稲田大学が1973年に開発した2足歩行ロボット「WABOT-1」のほか、
電子オルガンを演奏できる「WABOT-2」など研究用ロボットを展示している。
そのほかロボットベンチャーCYBERDYNEの「ロボットスーツHAL」など医療や生活を支援するための
ロボット技術の展示もある。ファナックのアーム型産業用ロボットが小物部品をより分ける様子もデモ実演。
産業用ロボットならではの力強い動きは見応えがある。

第2会場のASIMO館では、ホンダの2足歩行ロボット「ASIMO」が家庭の中でどのような役に立てるか
というテーマのデモを実演。ダンスをする、お客さんの好みに合わせてお茶を用意するといった
様子を見せていた。ASIMOの前に開発されたP2、P3といった機体の展示もある。

ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071022/285138/
国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2007/robot/
大ロボット博
http://www.robo2007.jp/
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