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エンターテインメント業界では、技術革新によるネットワーク環境の普及と拡大により、
グローバル競争が本格化しました。また、家庭用ゲーム分野において、
携帯型ゲーム機に人気が集中するとともに、次世代ゲーム機が相次いで発売となりました。
これにより、国内の年末商戦においては、家庭用ゲーム分野は好調に
推移したものの、玩具市場では総じて低調に推移しました。
このような環境の中、当社グループは当期よりスタートいたしました3ヵ年の中期経営計画に
基づき、「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進しております。
事業面においては、トイホビー事業では、全世界で人気の「たまごっちプラス」シリーズが
本体に加えて周辺商材も好調に推移するとともに、「データカードダス」がラインアップの
拡充によりターゲット層の拡大に成功いたしました。ゲームコンテンツ事業では、
今期に予定していた一部家庭用ゲームソフトの発売が翌期となったことなどにより低調に
推移したものの、業務用ゲーム機では「機動戦士ガンダム 戦場の絆」が人気となり、
アミューズメント施設の活性化にも繋がりました。しかしながら、ネットワーク事業が
有料会員数の減少が続き低調に推移し、映像音楽コンテンツ事業では「機動戦士ガンダム」
シリーズによるグループシナジー効果を発揮したものの、重点商品が第4四半期に
集中していることもあり、前年同期には及びませんでした。
第3四半期の連結業績は、売上高330,517百万円(前年同期比4.3%減)、
営業利益32,235百万円(前年同期比9.5%減)、経常利益34,508百万円(前年同期比6.2%減)
・トイホビー事業
売上高は135,399百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は14,760百万円(前年同期比18.4%減)
・アミューズメント施設事業
売上高は64,977百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益は2,323百万円(前年同期比69.5%増)
・ゲームコンテンツ事業
売上高は100,223百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益は9,581百万円(前年同期比22.9%減)
・ネットワーク事業
売上高は9,156百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は669百万円(前年同期比53.5%減)