【フィギュア】コトブキヤ「ペルソナ3」アイギス 製品サンプルを紹介するであります

　コトブキヤから、「ペルソナ3」の“機械の乙女”アイギスがPVC完成品となって登場する。

　アイギスは2006年発売の「ペルソナ3」に登場した、対シャドウ特別制圧兵装。機械の体を持つ少女だ。
物語後半で「心」を得て、ヒロインもかくやという“活躍”で人気が爆発したキャラクターだけに、ファン待望の
立体化である。

　今回掲載するのは、コトブキヤからお借りした製品に限りなく近いサンプルだ。
8月に発売を控えるこの「アイギス」を、早速紹介していこう。

　原型を担当したのは、かわにしけん氏（ぐりむろっく）。氏は、しなやかなプロポーション表現と、存在感のある
フィギュア造りで定評のある原型師だ。このアイギスも、“人間であり、兵器”だというアイギスの魅力が十二分に
発揮されている。

　なんといっても、表情、特に目に力を感じさせるところがポイントだ。美しい青色の瞳が、引き結んだ唇とともに
“意志”の存在を感じさせ、見る者を惹きつける。

　耳に当たる部分はしっかりとした作り込み＆塗り分けがされている。カチューシャのように見えるバンド部分も、
トラス状の模様が金と黒で塗り分けがされていて細かい。コスチュームはマットなのに、ヘッドセットの白いパーツ
だけは光沢で塗装されているところにも注目だ。

　質感表現には実に細やかに気が配られていて、金属部分のメタル塗装などはもちろんのこと、コスチュームの
布地には抑えられたシャドーが吹き付けられて、全体的の色調が上手くまとめられている。

　アイギスを最も人間と異なるシルエットに見せているのが、手足の付け根部分の関節だ。腕は、内部のチューブ状
のパーツと、外側のフレーム部分で胴体と繋がれている。フレームは板状に薄く成形されているところが細かい。
この部分は金色の塗装によって金属の質感が見事に出ているだけでなく、白をベースとしたコスチュームにフィギュア
としての高級感を添える。
（後略）



http://ga.sbcr.jp/mfigure/007308/