『パンダコパンダ』１５日から公開 「フィルムしおり」プレゼントも

　高畑勲さんが演出、宮崎駿さんが脚本を手がけたアニメーション映画「パンダコパンダ」が、
１５日から公開される。

　東京の「三鷹の森ジブリ美術館」が世界の優れた作品を紹介するライブラリー事業の一環で、
１９７２年に作られた作品の復刻上映。
７３年に作られた続編「パンダコパンダ　雨ふりサーカスの巻」も同時上映する。

　「パンダコパンダ」は、高畑さん、宮崎さんが「自分の子どもたちに素敵なアニメーションを見せて
あげたい」と作った短編作品で、一人暮らしの少女ミミのもとへ現れたパンダの親子との交流を描く。
パンダのキャラクター設定は、後の「となりのトトロ」へ影響を与えたと言われている。
　「ルパン三世」シリーズの大塚康生さんと「アルプスの少女ハイジ」の小田部羊一さんが共同で
作画監督を務めるなど、豪華なスタッフ陣が参加している。

　映画は、渋谷区の「シネマ・アンジェリカ」、立川市の「立川シネマシティ」、川崎市の
「川崎チネチッタ」で上映。公開期間中、来場者に「パンダコパンダ」のフィルムを使ったしおりが
プレゼントされる。配付はしおりがなくなり次第、終了。


http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_eventnews_20080311a.htm