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コンピューターゲームを代表するキャラクター「パックマン」が、CGアニメーション化される。
全26話(各26分)のテレビシリーズとして制作中で、2012年秋に完成する見通しである。
注目されるのは、本作がフルHDの3D(立体視)作品とされていることだ。3Dのテレビ作品は
まだ数が少ないだけに、貴重な番組になる。製作側では、制作予算は1話あたり60万ドル(約4800万円)
としている。日本の通常のテレビアニメの1話当たりの予算が1000万円台前半程度で
あることを考えると、かなり潤沢な予算と言えるだろう。
シリーズのプロデューサーとして、バンダイナムコホールディングスのアドバイザリーも務める
米国の有力プロデューサー アヴィ・アラド氏が参加する。また、テレビアニメーションシリーズの
『スパイダーマン』などを手掛けたリック・アンガー氏もプロデューサーとなる。さらに脚本を
テレビアニメーション版『スクーピー・ドー』などのトム・ルーガー氏、ポール・ラグ氏らが手掛けた。
米国主導の企画とみられる。
テレビアニメーション『パックマン』はかねてより製作が話題になっていたが、本作は昨年10月に
フランス・カンヌの開催されたテレビ番組見本市の MIPCOMにも出品されている。現在は、
世界各国に向けて売り出し中のようだ。世界的に愛されるキャラクターだけに、今後の展開が
注目される。
「パックマン」は、1980年にナムコ(現バンダイナムコゲームス)が開発、発売したアーケード
ゲームの名作だ。日本だけでなく、世界中で広く知られ、愛されている。今回のアニメーション化は、
そうした認知度の高さと人気に目をつけたものになる。
ゲーム作品とキャラクターを保有するバンダイナムコグループは、近年、ゲームだけでなく
キャラクターとしての「パックマン」のプロモーションに力を入れている。本作は、そうした
同グループのキャラクター戦略の一環ともいえるかもしれない。
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