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2024/11/26 (Tue)
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2007/10/26 (Fri)
チュンソフトからサウンドノベルの新作が出るらしい―そんなニュースを聞いたとき、
筆者は正直驚いた。昨年に発表された「かまいたちの夜×3」では、本サイトの原稿の
ためにチュンソフト社長、中村光一氏にインタビューできるということで、完全に遊びつくしていた。
そのときの濃密なプレイ感を、いまだに引きずっていたから「もう新作!?」と感じたのだと思う。
自分で担当した記事でもあったので、読み返してみた。すると、どうやらインタビューの最後に
こんなお話を聞いていたらしい。
― これからゲーム業界は、次世代機を中心に回っていくことになると思います。
次世代機になることで、サウンドノベルは何か変わりますか?
中村氏 ハイビジョン対応になるとか(笑)。ドルビーサラウンド5.1ch、記憶媒体、いろいろと
変化はあるでしょう。3Dを使ってリアルタイムに演出できるのではないか、などのいろんな話は
出ています。けど、率直に言って“それって必要かなぁ”と思ってしまうんですよね。
だから、基本としてのサウンドノベルは変化しないと思います。
読者諸兄諸氏よ、どうですか、この自信。確かに「かまいたち×3」はボリュームこそ少し
物足りなかったものの、内容としては最後のどんでん返しを含めて、素晴らしい体験をさせてくれた。
とはいえ、美しいグラフィックも、気分を盛り上げる音楽も、“最新技術は、さして問題ない”と言い切り、
サウンドノベルの根底にある面白さは不滅である、と胸を張る。
「少しの画と、面白い文章と、気分を盛り上げる音があればよい」
と断言してしまったのだ。よくよく中村氏の言葉を読み返してみると、「忌火起草」で使われている
技術はすべてここに集約されている。
ハイビジョンに……なった
ドルビーサラウンド5.1chに……対応した
記録媒体も……当然変わった
3Dを使ってリアルタイムな演出も……実はやっている!!
あぁ、なるほど。もう去年のこの時点で、「忌火起草」はほとんど形を見せていたんですね。しかも、
最新技術を駆使しつつも、サウンドノベルの確固たる面白さを引き従えて!! これは期待も高まるってものです。
■はたして「忌火起草」とはなんぞや?
本作の主人公は、牧村弘樹という20歳の大学生。野草研究サークルに所属しているが、
サークルの実態はお遊び会。同じサークル内に、早瀬愛美という、気になる女の子がいる。
ちょうどその頃、学生が次々と謎の焼死を遂げていく事件が頻発する。どうやら「ビジョン」と
呼ばれる合法ドラッグを口にした人間が、そういう目に遭う様子だ。主人公の牧村弘樹は、
ビジョンを口にしたことがないにも関わらず、焼死した学生たちと同じように、“妙な幻覚・幻聴”に
悩まされるように。彼はこの呪いから逃れるため、野草研究サークルがビジョンを回し飲みした、
とある屋敷へ向かう。そこは、謎の花“忌火起草”に囲まれていたのだった……。
ようするに「忌火起草」とは、幻覚を起こす合法ドラッグ「ビジョン」の原材料であり、それを飲んだ
学生たちが変死していく、らしい。はたして「忌火起草」という草花は本当に存在するのか。
ちょっと検索エンジンで調べてみたくらいでは、まったく引っかからず、きっと架空の草なのであろう、
と勝手に結論付けた。もし本当にあるのなら、誰か教えてください。
画面に表示される静止画や動画、その上に流れる文字、そして登場人物がしゃべる声、
場の雰囲気を盛り上げるサウンド。小説のような地の文を読みながら、映画を見るように
画面、声、音楽、効果音を楽しむ。これが「忌火起草」というサウンドノベルのプレイスタイルだ。
考えてみれば、これは新しい表現方法かもしれない。映画に主人公の地の文がついているのだ。
“(小説+映画)÷2”というあつらえは、果たして吉と出るか凶と出るか。
(一部抜粋。全文はソースをご覧ください)
ITmedia +D
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0710/25/news008.html
「忌火起草」公式サイト
http://chun.sega.jp/imabiki/
筆者は正直驚いた。昨年に発表された「かまいたちの夜×3」では、本サイトの原稿の
ためにチュンソフト社長、中村光一氏にインタビューできるということで、完全に遊びつくしていた。
そのときの濃密なプレイ感を、いまだに引きずっていたから「もう新作!?」と感じたのだと思う。
自分で担当した記事でもあったので、読み返してみた。すると、どうやらインタビューの最後に
こんなお話を聞いていたらしい。
― これからゲーム業界は、次世代機を中心に回っていくことになると思います。
次世代機になることで、サウンドノベルは何か変わりますか?
中村氏 ハイビジョン対応になるとか(笑)。ドルビーサラウンド5.1ch、記憶媒体、いろいろと
変化はあるでしょう。3Dを使ってリアルタイムに演出できるのではないか、などのいろんな話は
出ています。けど、率直に言って“それって必要かなぁ”と思ってしまうんですよね。
だから、基本としてのサウンドノベルは変化しないと思います。
読者諸兄諸氏よ、どうですか、この自信。確かに「かまいたち×3」はボリュームこそ少し
物足りなかったものの、内容としては最後のどんでん返しを含めて、素晴らしい体験をさせてくれた。
とはいえ、美しいグラフィックも、気分を盛り上げる音楽も、“最新技術は、さして問題ない”と言い切り、
サウンドノベルの根底にある面白さは不滅である、と胸を張る。
「少しの画と、面白い文章と、気分を盛り上げる音があればよい」
と断言してしまったのだ。よくよく中村氏の言葉を読み返してみると、「忌火起草」で使われている
技術はすべてここに集約されている。
ハイビジョンに……なった
ドルビーサラウンド5.1chに……対応した
記録媒体も……当然変わった
3Dを使ってリアルタイムな演出も……実はやっている!!
あぁ、なるほど。もう去年のこの時点で、「忌火起草」はほとんど形を見せていたんですね。しかも、
最新技術を駆使しつつも、サウンドノベルの確固たる面白さを引き従えて!! これは期待も高まるってものです。
■はたして「忌火起草」とはなんぞや?
本作の主人公は、牧村弘樹という20歳の大学生。野草研究サークルに所属しているが、
サークルの実態はお遊び会。同じサークル内に、早瀬愛美という、気になる女の子がいる。
ちょうどその頃、学生が次々と謎の焼死を遂げていく事件が頻発する。どうやら「ビジョン」と
呼ばれる合法ドラッグを口にした人間が、そういう目に遭う様子だ。主人公の牧村弘樹は、
ビジョンを口にしたことがないにも関わらず、焼死した学生たちと同じように、“妙な幻覚・幻聴”に
悩まされるように。彼はこの呪いから逃れるため、野草研究サークルがビジョンを回し飲みした、
とある屋敷へ向かう。そこは、謎の花“忌火起草”に囲まれていたのだった……。
ようするに「忌火起草」とは、幻覚を起こす合法ドラッグ「ビジョン」の原材料であり、それを飲んだ
学生たちが変死していく、らしい。はたして「忌火起草」という草花は本当に存在するのか。
ちょっと検索エンジンで調べてみたくらいでは、まったく引っかからず、きっと架空の草なのであろう、
と勝手に結論付けた。もし本当にあるのなら、誰か教えてください。
画面に表示される静止画や動画、その上に流れる文字、そして登場人物がしゃべる声、
場の雰囲気を盛り上げるサウンド。小説のような地の文を読みながら、映画を見るように
画面、声、音楽、効果音を楽しむ。これが「忌火起草」というサウンドノベルのプレイスタイルだ。
考えてみれば、これは新しい表現方法かもしれない。映画に主人公の地の文がついているのだ。
“(小説+映画)÷2”というあつらえは、果たして吉と出るか凶と出るか。
(一部抜粋。全文はソースをご覧ください)
ITmedia +D
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0710/25/news008.html
「忌火起草」公式サイト
http://chun.sega.jp/imabiki/
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