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2024/11/25 (Mon)
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2008/04/07 (Mon)
自動車のボディに、アニメやゲームの美少女キャラを描いた「痛車」が大人気だ。ネットでは「ミクシィ」に
多くのコミュが作られ、動画サイトには大量の映像がアップ。2008年3月には専門の雑誌も創刊された。
「痛車」のオーナーは20代前半が中心で、ここでは若者の自動車離れなど感じさせないのだ。
■「ミクシィ」に250もの「痛車」コミュ
「痛車」は、好みのキャラやアニメの登場人物をカッティングシートやステッカーで製作して車のボディに
貼り付けたり、直接エアブラシ塗装で描いたりする。また、マグネットを使って脱着しているものもある。
10年ほど前からコスプレ感覚で「コミックマーケット」などに乗り入れる車があったが、街で目立つように
なったのがここ1、2年。ちなみに「痛車」という名前は、独特のデザインで知られるイタリア車「イタ車」と、
オタクや風変わりの人を呼ぶときに使われる「痛い人」をかけたもの。車だけでなくバイクを装飾した
「痛単車」、自転車を装飾した「痛チャリ」というのも現れている。
「ミクシィ」で「痛車」のコミュが増え始めたのが06年5月頃から。現在は「痛車」で検索すると250もの
コミュが現れる。「痛車オフ」コミュには900人近い人が参加。「痛車」イベントの告知が行われたり、
自ら装飾した「らき☆すた」「ローゼンメイデン」「初音ミク」などのキャラを装飾した車が披露されたりしている。
■使われる人気キャラが深夜枠のアニメ
人気上昇を受ける形で、芸文社は08年3月26日に「痛車」210台を掲載した専門誌「痛車グラフィックス」を
創刊した。同誌編集部によると「痛車」のオーナーは車好きな20代前半が中心。従来の車好きはチューン
アップして走りを競ったり、自分好みにカスタマイズしたりしていたが、そこに、「外観を美少女キャラで装飾し
楽しむ」という流れが生まれた。「痛車」に乗って目立ちたい人、純粋にアニメやキャラが好きな人と様々だが、
使われる人気キャラが深夜枠のアニメである場合が多く、それを支えているのが20代ということらしい。
同編集部はJ-CASTニュースに、
「彼らは騒音を出すわけでもなく、暴走するわけでもなく『上品に』車を楽しんでいます。若者の車離れ、
と言われていますが、こんなふうにして盛り上がっている分野もあるんです」
と話した。このブームはこれからも加速していく、と見ていて、
「派手な装飾ものはそれほど増えないと思いますが、『プチ痛車』と呼ばれるワンポイントのステッカーを貼った
ような車は相当増えてくるのではないでしょうか」
と予測している。
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2008/04/06018429.html
多くのコミュが作られ、動画サイトには大量の映像がアップ。2008年3月には専門の雑誌も創刊された。
「痛車」のオーナーは20代前半が中心で、ここでは若者の自動車離れなど感じさせないのだ。
■「ミクシィ」に250もの「痛車」コミュ
「痛車」は、好みのキャラやアニメの登場人物をカッティングシートやステッカーで製作して車のボディに
貼り付けたり、直接エアブラシ塗装で描いたりする。また、マグネットを使って脱着しているものもある。
10年ほど前からコスプレ感覚で「コミックマーケット」などに乗り入れる車があったが、街で目立つように
なったのがここ1、2年。ちなみに「痛車」という名前は、独特のデザインで知られるイタリア車「イタ車」と、
オタクや風変わりの人を呼ぶときに使われる「痛い人」をかけたもの。車だけでなくバイクを装飾した
「痛単車」、自転車を装飾した「痛チャリ」というのも現れている。
「ミクシィ」で「痛車」のコミュが増え始めたのが06年5月頃から。現在は「痛車」で検索すると250もの
コミュが現れる。「痛車オフ」コミュには900人近い人が参加。「痛車」イベントの告知が行われたり、
自ら装飾した「らき☆すた」「ローゼンメイデン」「初音ミク」などのキャラを装飾した車が披露されたりしている。
■使われる人気キャラが深夜枠のアニメ
人気上昇を受ける形で、芸文社は08年3月26日に「痛車」210台を掲載した専門誌「痛車グラフィックス」を
創刊した。同誌編集部によると「痛車」のオーナーは車好きな20代前半が中心。従来の車好きはチューン
アップして走りを競ったり、自分好みにカスタマイズしたりしていたが、そこに、「外観を美少女キャラで装飾し
楽しむ」という流れが生まれた。「痛車」に乗って目立ちたい人、純粋にアニメやキャラが好きな人と様々だが、
使われる人気キャラが深夜枠のアニメである場合が多く、それを支えているのが20代ということらしい。
同編集部はJ-CASTニュースに、
「彼らは騒音を出すわけでもなく、暴走するわけでもなく『上品に』車を楽しんでいます。若者の車離れ、
と言われていますが、こんなふうにして盛り上がっている分野もあるんです」
と話した。このブームはこれからも加速していく、と見ていて、
「派手な装飾ものはそれほど増えないと思いますが、『プチ痛車』と呼ばれるワンポイントのステッカーを貼った
ような車は相当増えてくるのではないでしょうか」
と予測している。
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2008/04/06018429.html
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