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2024/12/14 (Sat)
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2008/02/11 (Mon)
小学生の女の子の話題を集めているのが、中原杏さんの「きらりん☆レボリューション」だ。
「ちゃお」(小学館)連載中のマンガは、1~10巻で230万部を突破、「モーニング娘。」の
久住小春さんが主演するアニメの放送も3年目突入が決定。大人気の着せ替えカードは
売り上げ4000万枚を超える。大ヒットを続ける「きらレボ」の魅力とは……。【渡辺圭】
■「意外となかった」ストレートな物語
「きらりん☆レボリューション」は04年2月から連載が始まった。主人公の月島きらりは、
食べることが大好き、という元気いっぱいの中学2年生。偶然町で出会った人気男性デュオ
「SHIPS」の日渡星司に一目ぼれしてしまう。彼に近づくためにアイドルとして芸能界入りした
きらりは、周囲の人に支えられ、トップアイドルを目指す……というシンデレラストーリーだ。
マンガの連載当初から人気が爆発。すぐにアニメ化も決定し、2年後に放送が始まった。
アニメを手がける小学館プロダクションの古市直彦プロデューサーは「メーン読者の
小学校3~4年生の女の子にとって、一番のあこがれの存在であるアイドルを目指すという
シンプルな展開が受け入れられた。意外とこういうストレートな作品はなかった」と話す。
■「完全に同化した」きらり=小春
アニメ化では、読者と作品の接点をいかに高めていくかが重視された。マンガ以上に
きらりへの親近感を持ってもらうため、きらりの声に実在のアイドルを起用するアイデアが
生まれた。古市さんは「アニメやマンガのキャラクターが本当にいれば、子供たちは
喜ぶはずと考えました」と話す。白羽の矢が立ったのは、アイドルグループ「モーニング娘。」の
久住さんだった。久住さんは当時、中学2年生でデビュー1年目。14歳の新人アイドルという
きらりと全く同じ境遇だったからだ。
久住さんは、声優としてだけでなく、主題歌も「月島きらり」としてリリースし、CMの
ナレーションや雑誌の取材にも「きらり」として登場した。お陰で、子供たちには、久住さん
イコールきらりという認識が定着し、イベントでも久住さんに「きらりちゃーん」と声援が
飛んだ。古市さんは「彼女が一番きらりというキャラクターを分かっていて、いまや完全に
同化しています。イベントで子供たちから打ち合わせになかった質問が出ても、きらりとして
受け答えができる。彼女がきらりを作っているといってもいいくらいです」と絶賛する。
■驚異のヒット 着せ替えカード
「きらレボ」人気のポイントには、グッズ展開が上げられる。文房具やゲームソフトなど
さまざまな商品が発売されているが、最大のヒット商品は、着せ替え遊びが楽しめる
「ミルフィーカード」(6枚368円)だ。きらりのカードの上に衣装のカードを重ねて、
何パターンもの衣装が楽しめる。アニメ化と同時に発売され、現在4000万枚以上を売り上げ、
幼稚園から小学4年生までの女の子への普及率は、1人当たり17.5枚という驚異的な
大ヒットを記録している。アーケード用のカードゲーム「きらりん☆レボリューション
ハッピー☆アイドルライフ」も開発され、プレー時に購入できる「クルキラカード」は
3600万枚を発行。アニメDVDのレンタルで、カードをプレゼントしたり、久住さんのCDや
ニンテンドーDS用ソフトなどにもおまけとしてカードが付き、「きらレボ」ファンにはカードは
必須アイテムとなっている。
人気の理由は、「きらレボ」ファンの小学生の女の子の母親層が、十代のころに
松田聖子さんらのアイドルにあこがれ、幼いころに着せ替え人形で遊んだ世代で、母娘が
一緒に楽しめるからだ。そのため、母娘が一緒に買い物に行くショッピングセンターや
スーパーにカードの販売機やゲーム機を設置。古市さんは「母と娘のだんらんのツールに
なっている」と話す。
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080209mog00m200022000c.html
「ちゃお」(小学館)連載中のマンガは、1~10巻で230万部を突破、「モーニング娘。」の
久住小春さんが主演するアニメの放送も3年目突入が決定。大人気の着せ替えカードは
売り上げ4000万枚を超える。大ヒットを続ける「きらレボ」の魅力とは……。【渡辺圭】
■「意外となかった」ストレートな物語
「きらりん☆レボリューション」は04年2月から連載が始まった。主人公の月島きらりは、
食べることが大好き、という元気いっぱいの中学2年生。偶然町で出会った人気男性デュオ
「SHIPS」の日渡星司に一目ぼれしてしまう。彼に近づくためにアイドルとして芸能界入りした
きらりは、周囲の人に支えられ、トップアイドルを目指す……というシンデレラストーリーだ。
マンガの連載当初から人気が爆発。すぐにアニメ化も決定し、2年後に放送が始まった。
アニメを手がける小学館プロダクションの古市直彦プロデューサーは「メーン読者の
小学校3~4年生の女の子にとって、一番のあこがれの存在であるアイドルを目指すという
シンプルな展開が受け入れられた。意外とこういうストレートな作品はなかった」と話す。
■「完全に同化した」きらり=小春
アニメ化では、読者と作品の接点をいかに高めていくかが重視された。マンガ以上に
きらりへの親近感を持ってもらうため、きらりの声に実在のアイドルを起用するアイデアが
生まれた。古市さんは「アニメやマンガのキャラクターが本当にいれば、子供たちは
喜ぶはずと考えました」と話す。白羽の矢が立ったのは、アイドルグループ「モーニング娘。」の
久住さんだった。久住さんは当時、中学2年生でデビュー1年目。14歳の新人アイドルという
きらりと全く同じ境遇だったからだ。
久住さんは、声優としてだけでなく、主題歌も「月島きらり」としてリリースし、CMの
ナレーションや雑誌の取材にも「きらり」として登場した。お陰で、子供たちには、久住さん
イコールきらりという認識が定着し、イベントでも久住さんに「きらりちゃーん」と声援が
飛んだ。古市さんは「彼女が一番きらりというキャラクターを分かっていて、いまや完全に
同化しています。イベントで子供たちから打ち合わせになかった質問が出ても、きらりとして
受け答えができる。彼女がきらりを作っているといってもいいくらいです」と絶賛する。
■驚異のヒット 着せ替えカード
「きらレボ」人気のポイントには、グッズ展開が上げられる。文房具やゲームソフトなど
さまざまな商品が発売されているが、最大のヒット商品は、着せ替え遊びが楽しめる
「ミルフィーカード」(6枚368円)だ。きらりのカードの上に衣装のカードを重ねて、
何パターンもの衣装が楽しめる。アニメ化と同時に発売され、現在4000万枚以上を売り上げ、
幼稚園から小学4年生までの女の子への普及率は、1人当たり17.5枚という驚異的な
大ヒットを記録している。アーケード用のカードゲーム「きらりん☆レボリューション
ハッピー☆アイドルライフ」も開発され、プレー時に購入できる「クルキラカード」は
3600万枚を発行。アニメDVDのレンタルで、カードをプレゼントしたり、久住さんのCDや
ニンテンドーDS用ソフトなどにもおまけとしてカードが付き、「きらレボ」ファンにはカードは
必須アイテムとなっている。
人気の理由は、「きらレボ」ファンの小学生の女の子の母親層が、十代のころに
松田聖子さんらのアイドルにあこがれ、幼いころに着せ替え人形で遊んだ世代で、母娘が
一緒に楽しめるからだ。そのため、母娘が一緒に買い物に行くショッピングセンターや
スーパーにカードの販売機やゲーム機を設置。古市さんは「母と娘のだんらんのツールに
なっている」と話す。
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080209mog00m200022000c.html
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